北山んとこのお風呂が壊れました。

24 藤 ページ24

俺は、悟りをひらいた。
そう自分に言い聞かせ中。



なのに、奴らときたら……………………。



T「ミツ〜〜当たってる〜〜。」




K「この状況で、当たらないわけねぇーだろ〜〜当ててんだよ〜〜。」




何て楽しそうにキャッキャっしてる。
しかも、動いたりなんかしちゃって。




流石は、風呂サー上級者達
まさに匠の技。



とても俺には真似の出来ない神業が
目の前で繰り広げられてる。



お風呂のエコー効果で



当ててるぅぅぅ〜〜〜〜



の北山の声がセクシー〜〜〜〜〜〜〜〜




ヤバい、やばい。
悟りをひらいてるのにぃぃぃ〜〜〜〜
邪念がじゃねんがぁ邪魔をするぅぅぅ〜〜〜




この状況、
むしろ邪念しかないぃぃぃ〜〜〜〜




エコー効果を真似してる場合じゃねぇー




頑張れっ俺。
無だ無を保て、ここは別の事を考えるんだ。
いつも考えてる事を考え…………




あぁぁ、あぁぁぁ〜〜〜〜
大変〜〜〜〜〜〜
いつも考えてるのは
俺の頭ん中は

・
・
・
・
・
・
everyday


everytime


北山Only〜〜〜〜you〜〜〜〜





まさか、マサカの逆効果〜〜〜〜〜〜
ますます、元気になっちまう。




しかも、これっ何時までやるんだよ〜〜




せめて、時間を時間を教えてくれっ




あぁぁぁ〜〜
北山、動くなぁ〜〜
ダメぇ〜〜〜〜反応しちゃう〜〜




あぁぁぁ〜〜




ザボ〜ンっ



湯船が波をうつ。
急に出来た空間。



突然の解放感〜〜〜〜



タマが立ち上がった。



T「よぉーし、次〜〜泡泡始めまーす。ガヤっもう身体洗った？ミツ〜〜やるよ〜〜。」



K「おぉ〜〜泡泡〜〜やるやる〜〜。」




俺は何が起きてるのかがわからず
まだ、放心状態。
ここにきて、
1番悟りをひらける無になった。



ただ、既に時遅し。




泡泡とは？
上級者達が何やら、また別の事をし始める。




泡を立てながら聞こえて来るのは
俺らの曲
2人が鼻歌を歌ってる。



あぁぁ〜あぁぁ〜〜あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜




重なるなんて全然序の口〜〜〜〜〜〜




お互いの身体に、からだに
泡泡を
泡泡を
泡泡を付けあってる〜〜〜〜〜〜〜〜




究極のボディータッチをし始めた。




まさに神々のお遊びをしてる。




「無限のテンションぶちかませ〜♪」



ゴット達が俺の目の前で
匠の技を
ぶちかましてる〜〜〜〜



T「これから〜〜これから〜〜♪ほらっ〜〜次ガヤのパートだよ〜〜歌って〜〜泡泡しよ〜〜」



そっそっそれは、
無理、ムリ、むり〜〜〜〜〜〜

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