軽率なドッキリは軽率にヤンデレを生む【Twst】

これはひどい ページ2

監督生が学園長室に突撃してから2日後の放課後。

｢がくえんちょぉー…もうむりぃ…｣

クロウリーの座るはずである椅子と机にどかりと座り込み顔を伏せながら叫ぶ監督生。

その様子に少し心配になり、学園長がどうしたのか聞くと、それはそれは聞いているだけでも恐ろしいような彼らの行動についてだ。

たとえば

｢何もしてないのに急にウツボが締めてくんの…しかも真顔でしてくるから怖い｣

｢ジャミル先輩はよく料理に毒入れてくるし…痺れてるところをみて笑うとか狂気｣

｢リドル先輩は意味もなく首切るし…いや私は魔法使えんから意味ないっつーの…｣

｢マブはなにか話す度1つ貶してくるし…あれ私ゴキブリだったっけ、｣

その他にもディアソのパワハラ、イグニのサイバー攻撃等話し出すと止まらないほどに日々の不満が爆発する。そんな彼女に一言。

｢監督生くんよく生きてこれてますね！？｣

｢こんなんで死んでたら命幾つあってもたりないよ｣

｢唐突な闇｣

｢へへへ｣

｢いや褒めてないですよ？｣

学園長は壊れきった彼女の為に、教師たちを説得し1週間の休暇を貰うことが出来た。それを監督生に伝えると飛び上がったそうだ。(天井が破れるかと…By学園長)

｢いやっふぅぅうぅぅぅぅ！！｣

｢あ、がくえんちょ！これ計画の紙なんでヨロシク！私は今のうちに課題終わらせてきます！｣

｢あ、はい。分かりましたよ。気をつけてくださいね！｣

｢はーい！｣

ドタドタドタ、バタン。

｢いやぁ案外先生方も監督生くんの名前を出すだけで協力してくれたので楽でした。｣

｢休んでいる間は是非とも教師寮でお茶会でも開きたいですねぇ。｣

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