13択 ページ15
〜零 side〜
零「………ふぁ……さて、吾輩の様はすんだ。愛しの棺桶にでももどるとするかのぉ
おや？」
Aに会うという様を済まし生徒会室に送り届け、さて軽音部の部室にでも帰ろうか……と思っていると廊下で大量の紙束を抱えている彼
……お、そうじゃそうじゃ
零「衣更くんや」
声をかけると彼は紙束に集中していた視線を上に上げ、吾輩に気づく
真緒「あ、……朔間先輩。えっと、なんですか？凛月の事、とかですか？」
零「うむ。その話も魅力的なのじゃ、が……」
そういうと彼は吾輩の事をみながら頭に？を浮かべ、吾輩の言葉を待つ
零「……お主は、まだ気に病んでおるのか。“3年前のこと”を」
そう言うと彼は一瞬絶望に満ちたように血相を変え睨むようにして吾輩を見た……が、その顔はすぐに困ったような顔になり彼は
「…っ………どうしてそんなこと、聞くんですか？」
そう言った。
お主のその[クセ]は今でも変わらないのぉ。
お主がそうやって笑う時は
遠慮する時＿＿＿
零「……いや、《俺》の口から言うのはきっとアイツはのぞんでねぇな…」
真緒「、えっ………アイツ……？」
零「クククッ、《吾輩》は愛しの棺桶が呼んでいるからのぉ……そろそろ行くとするぞよ」
この後どうするかは…アイツと
“お前達”次第だ
＊＊＊
朔間先輩の背中を見送り
俺はポツリと廊下に取り残されていた
真緒「………………アイツって…。まさか、そんなわけない……よな。」
それに、例えそうだとしても
真緒「俺がアイツに会う資格なんて………」
きっとあの事が起こった時から
ないんだ
真緒「……ごめんな。
A」
そんな呟きは誰に聞かれることも無く消えるように廊下に響いた＿＿＿
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メア(プロフ) - ありさん» ありさんありがとうございます！更新がんばりますね！これからもよろしくお願いします！ (2017年12月10日 17時) (
レス) id: 4249191d3c (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 芙佳さん» 初めまして！リクありがとうございます！凛月はそろそろ出すつもりなので、これからも楽しんで読んでもらえたら嬉しいです！！ (2017年12月10日 17時) (レス) id: 4249191d3c (このIDを非表示/違反報告)
あり(プロフ) - すごくおもしろいです！きになります！楽しみにしてます！！ (2017年12月10日 9時) (レス) id: f937d59627 (このIDを非表示/違反報告)
芙佳(プロフ) - はじめまして！楽しく読ませていただいています。リクエストなんですがりっちゃん出してほしいです！よろしくです！ (2017年12月10日 0時) (レス) id: bd5173b037 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - こんにちはこんばんは(新)メアです！ (2017年12月4日 23時) (レス) id: 4249191d3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メア | 作成日時：2017年11月27日 17時
