十三 ページ14
「そういえば、よもやさんはもっとご飯を食べられるのですか?」
少しビクッと肩を揺らした。
「な、何故だ?」
「そんなような事を派手神様が仰ってて…もしかして、足りませんでした?」
「あ、いや、その、た、足りなくない!十分だ!いつも美味しくお腹いっぱいに食べている!」
信じていいのだろうか…?
「今でも十分人より多い量を食べているだろう!これ以上食べるわけがない!」
言い終わってすぐ、全ての料理を食べ終わりご馳走様と言い立ち上がる。
そして、私の方を向くと
「そ、そのA殿」
「はい、なんでしょう?」
間近で立ち上がったよもやさんはやっぱり高いな…
「うっ………その派手神様と名乗ったやつの言ったことは気にしないでほしい………」
よもやさんの目はキョロキョロあちこち見ながらもチラチラと私の目と合う。
何か恥ずかしいとか思っているのだろうか?
「分かりました。明日もお待ちしておりますね」
とりあえず気にしてないフリをして初めて明日も会えるように言ってみた。
「よ、よもや…………か、必ず来る!!!」
走るように行ってしまった。
明日も来てくれる。
ちょっと楽しみに感じた。
318人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
me(プロフ) - 星流さん» ありがとうございます!涙を流せてもらえたなんて…!本当にありがとうございます!嬉しいです! (2020年8月24日 15時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
星流 - 必読の後からボロボロ涙こぼしながら読みましたぁ。なんかもう面白いけど涙止まらなくて両親に不思議な目で見られましたwこれからも応援しますね!! (2020年8月23日 17時) (レス) id: a0acb0a3f9 (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - りなおさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます!キュンキュンしてもらえてよかったです! (2020年8月17日 20時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
りなお(プロフ) - とてもキュンキュンさせていただきました…!本編もこぼれ話も泣いてしまいました(TT)素敵な作品をありがとうございます!続きも、楽しみにお待ちしております。 (2020年8月16日 3時) (レス) id: 712037cba2 (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - ママよさん» ありがとうございます!お待たせさせすみません。 (2020年7月12日 18時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:me | 作成日時:2020年4月27日 17時