検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:9,657 hit

3 ページ3

「ねえ虎杖くん。」

「…何か、距離近くね?」



グイッと彼との距離を縮め、顔を覗き込めばやっぱり真っ赤で綺麗なお顔。

可愛いって言葉は虎杖くんの為に作られたものだって勝手に思っている。



「ハグ、しても良い?」

「え」

「駄目?」



石のように固まった虎杖くんの顔の前を、掌をヒラヒラと横切らせる。あれ、生きてるよね?大丈夫だよね?

「おーい」と声を掛けると、ハッとして手で顔を覆ってしまった。どうしたの?



「ごめん、あのちょっと、耐え切れなくて」

「何に?」

「……自分に?」



何だか良く分からない、理性が耐え切れないってことならまだ分かるけど。多分私の為に言葉を濁してくれているんだと思う。

そんなこと、別にしなくても良いのに



「それでハグ、大丈夫ですか?」

「あー……ウン。頑張る。」

「ありがと」



私と目線を合わせる為に、基本的に椅子に座っている虎杖くん。うん、とてもハグがしやすくてグッド。

ギュッと苦しくならない程度に抱き締める。可愛い虎杖くんとハグが出来るなんて。前世とか全然信じていないけど、あるなら凄く徳を積んでいたんだと思う。



「ねえ、ドキドキする?」

「ッ、うん、」



耳元で囁いたからか、少し身体を捻らせて頷いた虎杖くん。ふーん、前から思ってたけどやっぱり耳が弱いんだ、可愛いなぁ。





「またハグしても良い?虎杖くん」
「ん、良いけど、擽ったいから耳元で囁くなよ」


虎杖くんと、したいこと - ハグ

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
99人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 虎杖悠仁
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めゃたそ(プロフ) - 妄想合唱部さん» 書いてみます^._.^! (2022年3月2日 18時) (レス) id: 2adbaf7312 (このIDを非表示/違反報告)
妄想合唱部(プロフ) - めゃたそさん» バックハグとかもどうですか? (2022年3月2日 14時) (レス) @page9 id: 98b7f3f08a (このIDを非表示/違反報告)
めゃたそ(プロフ) - 妄想合唱部さん» カラオケ良いですね!ありがとうございます^._.^! (2022年3月2日 13時) (レス) id: 2adbaf7312 (このIDを非表示/違反報告)
妄想合唱部(プロフ) - 虎杖くんとカラオケで恋歌歌ってほしいです。 (2022年3月2日 10時) (レス) @page8 id: 98b7f3f08a (このIDを非表示/違反報告)
めゃたそ(プロフ) - AG2さん» ありがとうございます!!!!!!!!! (2022年2月27日 13時) (レス) id: 2adbaf7312 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めゃたそ | 作成日時:2022年2月25日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。