【呪術廻戦】虎杖くんと、したいこと。

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「ねえ虎杖くん。」

「何？」

「ん。」



私が掌を見せつけるように虎杖くんに向けると、良く分かっていない様子で掌を合わせてきた。
手の大きさの違いを知りたい訳じゃないんだけど、勘違いする虎杖くんも可愛い。

そのまま少しズラして指と指の間をすり抜けギュッと手を掴む。所謂恋人繋ぎに虎杖くんは驚いている様子だった。



「えっ、そういうこと？」

「虎杖くんって鈍感なの？」

「えーあんなの分かりにくいってば」



手を繋いだまま此方を見つめてくる虎杖くんに、釣られて私も瞳をジッと見つめる。

綺麗な瞳。睫毛も長くて鼻筋も通ってて、唇も平たくて可愛い。少し怖そうな印象を受ける顔だけど、話せば柔らかい雰囲気でとても優しくて、そういう所がやっぱり大好き。

ああ、このままキスしたい。





「やっぱAの手、小せェな。」
「虎杖くんが大きいだけだよ」
「そうかぁ？」


虎杖くんと、したいこと - 手繋ぎ

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