第5話 ページ6
「スーパーとか、食料調達出来るような所ありませんか?」
「それならここの道のり真っ直ぐ行って、2番目の角を右に曲がってずーっと歩けば行けるよ!」
「行ける……かなあ」
私が不安そうにそう呟くと、うるさい奴が「ここ来んの初めてなのか?」と聞いてきた
初めてじゃなきゃ、こんな質問しないしな。
私がその質問にYESの意味で頷くと、男の娘の瞳が輝いた気がした
…………気がした、で済めば良かったのに。
「で、ここが僕がデザインしてるトコ!」
「その隣は俺が困った時に野宿する公園だ!」
「その情報は誰も聞いてないと思いますが」
「…………あ、そうですか」
この状況に付いていけず反応が遅れると、彼、飴村乱数が「ちゃんと聞いてるの〜?」と顔を覗いてくる
……ああ、まさか。
私が質問に頷いたあと、飴村乱数が「じゃあ僕たちがシブヤを案内してあげるっ!」と提案してきた。
あ、ここ渋谷だったんだ。通りで若い人が沢山…
そこまで考えた所で、既に飴村乱数に腕を掴まれていたことに気づく
そして自己紹介をし合えば、男の娘は飴村乱数、うるさい奴は有栖川帝統、昔の人は夢野幻太郎と言うではないか。
あの紙に書いてあった名前
…………え、私、コイツら落とすの??
523人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めゃたそ(プロフ) - tauさん» 返事遅くなってすみません( ; - ; )最後までお付き合い頂けると嬉しいです^._.^! (2022年3月12日 1時) (レス) @page32 id: 2adbaf7312 (このIDを非表示/違反報告)
tau - 凄く面白くてずっとドキドキしてます!!更新待ってます! (2022年2月20日 1時) (レス) id: 214b57c649 (このIDを非表示/違反報告)
めゃたそ(プロフ) - 蟹さん» 返事遅くなってしまってすみません( ; - ; )これからラストスパートなので最後までお付き合いください^._.^! (2022年1月25日 6時) (レス) id: b95033d2c4 (このIDを非表示/違反報告)
蟹 - はわわわわ最高です........ (2021年9月26日 10時) (レス) @page27 id: a33ba47173 (このIDを非表示/違反報告)
めゃたそ(プロフ) - 蛇使い座さん» 最近全然更新していないのにコメントありがとうございます…!蛇使い座さんの作品も拝見させてもらってます…!お互い頑張りましょう^^ (2020年3月1日 22時) (レス) id: 344416c129 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:めゃたそ | 作成日時:2019年3月21日 23時