4の奇蹟 ページ5
その後わたしは、我妻君達と一緒に藤の花の家紋の家に行った。
そこで彼らの名前、鬼や鬼殺隊について教えてくれた。
どうやらわたしは鬼殺隊の一員らしい。だけどわたしは戦い方が分からない。
竈門君によると全集中の呼吸というものがあるみたい。それはどういったものなのか聞いたけれど、竈門君の説明はよく分からなかった。
多分、この人は説明するのが下手だと思う。擬声語ばかりで何も伝わらない。
善「おそらくだけどさー。Aちゃんは記憶喪失だと思うんだよねぇ」
皆がそれぞれの布団の中に入った時に我妻君はそう言った。
炭「そうなのだろうか……」
善「隊服や日輪刀持ってんのに鬼のことや戦い方が分からないなんて、それくらいしかないよ。盗む必要だってないし」
ね！っと顔をこちらに向けてきた。わたしはすかさず首を縦に振った。
もうこの際、記憶喪失でいいや。その方が筋が通るし。
ふとある疑問が出てきた。
A「い、今は何時代なのでしょうか……」
炭「え？大正だが……」
やはり昔に来てしまったようだ。尚更、未来から来ましただなんて言えない。
伊「やっぱこいつ、きおくそーしつだろ」
炭「うーん……。心配だな……。」
鴉「カァァーー！A！A！明日、蝶屋敷へ向カエ！蝶屋敷ニ向カエ！！カァ！」
どこからか入ってきたのか鴉さんが羽をバタバタとさせなが、大きな声でよく分からないことを言っている。
蝶屋敷って何。しかもさっきも思ったけど、鴉さんって喋れるの！？
混乱しているわたしに対してやはり3人は平常でいる。いや、我妻君は顔を真っ青にしてる。
炭「静かにしてくれ！今は夜なんだ！」
鴉「ツツキマースゾ！」
炭「いてて……。蝶屋敷って場所にAは行くのか？」
鴉「ソウダ！」
有言実行して、鴉さんは竈門君の腕をつついている。
炭「だそうだ！A！」
A「と、言われましても……場所が分かりません」
鴉「案内スル！」
鴉さんは竈門君をつつくのを止めてわたしの所までテクテク歩いて来た。
A「あ、ありがとうございます」
可愛らしくて頭を撫でようとしたら、噛まれた。
善「おい、こらぁぁ！！何してのさ！！！」
それに対して何故か我妻君はとっても怒っていた。
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桜の砂糖 - れんかさん» ありがとうございます(^-^) 頑張って治します(￣^￣) (2021年2月16日 13時) (
レス) id: eba054e15a (このIDを非表示/違反報告)
れんか - そうなんですね、体調が早く良くなるといいですね！テスト頑張ってください！応援してます！！ (2021年2月15日 14時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜の砂糖 | 作成日時：2021年2月7日 13時
