6話 ページ7
Aside
寝て起きたら午前11時。やっべ、ちょっと寝すぎた。
私は急いで着替えて歯磨いてメイクして出掛ける支度をした。
外に出るのは3週間ぶりだろう。シャバの空気と太陽が眩しすぎる。
置き配してもらってるから、玄関の扉はよく開けるけど、エントランスまで出ることなんてそうそうない。
鞄に財布とスマホと身分証明書とかメイク道具とか持って自宅を出る。
『……そういえばお隣の三途さん って人、見たことないなぁ。まぁ私引きこもりだから関係ないか。』
そう思いながら久々にエレベーターを使う。自宅があるのはタワマンの25階。最上階はちょっと怖い。エレベーターもちょっと怖いかも
エレベーターを降りて、エントランスの人にぺこりと頭下げて、駅まで歩いて向かう。
え、タクシー使わないのか？ タクシー代ってまぁまぁするからなぁ。私、1人でタクシー乗るのあんまり好きじゃない。まぁ駅まで徒歩5分ぐらいだし。
駅について、改札を通り、電車に乗る。空いてた時間帯の為、余裕に座れた。まぁ2駅で降りるけど。
10分ぐらい乗って目的地について降りる。改札を出て徒歩4分ぐらい歩く。
目的地に着いた。その目的地は、日本で1番大きいと言われてる大学病院。
私は病院に入り、面会受付のとこで身分証明書を出す。そうすればすんなり入れる。
1人の看護師さんが案内してくれるのは、病室で一番豪華な部屋。
そこに、何本の点滴を繋がれて、ベッドで死んだように眠ってる1人の男性がいた。
『……お兄ちゃん、来たよ。遅くなってごめんね。』
私はベッドの近くの椅子に腰掛け、眠ってる兄の顔を覗く。
『お兄ちゃん、この間配信でいっぱい応援コメント貰ったんだ。あ、あと最近歌も歌ったよ。お兄ちゃんが昔よく聞かせてくれたボカ〇曲をカバーしたんだ。』
声をかけても、お兄ちゃんは目覚めることはない。
だって、お兄ちゃんは2年前、事故で頭を酷く打った。骨も数本折れ、満身創痍だった。何とか生きてるものの、いつ目覚めるかもわかんない。目覚めたとしても、元の生活を送れるのかもわかんない。
1番酷いのは、事故の加害者は現在も逃走中
『お兄ちゃん…… A、頑張ってお兄ちゃんが住めるようなお部屋作るから…… 。だから、退院したら一緒に暮らそうね ……』
ちょうど面会時間終了し、私は病室を後にした。
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RINKA(プロフ) - 更新ありがとうございます！( (2022年2月9日 2時) (
レス) @page49 id: 33ab0cca47 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - とってもおもしろいです(^._.^;)՞ ՞！スパチャ投げたい…（涙）更新頑張ってください！ずっとまってます(^^) (2022年2月8日 2時) (レス) @page48 id: c81496d120 (このIDを非表示/違反報告)
あいりん - お疲れ様です！いつでも更新まってます！体調に気をつけてくださいね( ´∀｀ )b (2021年12月11日 19時) (レス) @page47 id: 86690bee99 (このIDを非表示/違反報告)
コンテンプ - いつも読ませてもらってます！ウマ娘ではアグネスデジタルが好きです！テイエムオペラーオも髪の毛やキャラデザがとても好きです！ (2021年11月14日 8時) (レス) @page43 id: 021e71e9bf (このIDを非表示/違反報告)
あいりん - 更新ありがとうございます！！(*‘ω‘ *)love (2021年11月12日 22時) (レス) @page46 id: 86690bee99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：az汰 | 作成日時：2021年9月29日 20時
