検索窓
今日:18 hit、昨日:1 hit、合計:35,973 hit

お友達?? 中編2 ページ38

さっきの事はまぁ、
百歩譲って許してやるとして…

私はレイコさんに顔向ける。

「あー、もしかして…
レイコさんの知り合い?」

「知り合いって言うほど知り合いでもないわ。
同じ高校の人達ってだけ。」

そう言って投げてきた石をはたき落とすと、
レイコさんは彼らを冷めたかのような目で見る。

「っ、お前みたいな奴は此処から出てけー!」
そう一人の男が言う。

そうか…レイコさんは。

これだけを見て
何も察する事が出来ない私じゃない、
見える者達は見えない者からの理解は得られる事がない。

だからこうして、
爪弾きにされるのは仕方がない事なのだろう。実際の私も友達なんて存在を
諦めていた時期もあった。

しかし…
やっぱりこいつらを許すのはやめよう。
今頃になってなんかジクジク傷口が
痛み始めたからだ…

私はスクッと立ち上がると、
大きく息を吸い込んで彼らに向けて大声で叫ぶ。
「テメェぇえ!!ふざけんなよ!!
石なんて危険物投げんじゃねぇ!!」

「うおっ、」
急に石影から出てきた
私と言う人に彼らは驚きの声をあげる。

私がそこに居るとは思わなかったのだろう。

「な、何なんだよ、お前っ!」

やられたらやり返す、
その気合いを入れて私は手に持つ
彼らから投げられた石を強く握った。

お友達?? 後編→←お友達?? 中編



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:夏目友人帳 , 的場
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

おぼろん(プロフ) - 豆腐の角さん» コメントありがとうございます!全然気にしないでくださいね。皆さんに見てもらえるだけでも嬉しいので!これからも頑張ります! (2020年11月7日 6時) (レス) id: a49c31890f (このIDを非表示/違反報告)
豆腐の角(プロフ) - 二章目おめでとうございます!初めの一票取れませんでした………。これからも頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年11月6日 22時) (レス) id: d448052499 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おぼろん | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2020年11月5日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。