Thirtyoneth* ページ33
Aっちに大胆にも空港の公衆の面前で
告白。
余裕こいてるように見えるかもッスけど
実際振られるの覚悟だったから
心臓バクバク。
こんなのAっちにばれたらめちゃくちゃ恥ずいッス///
そんなことを頭で爆発させていると
貴「き…え?へ?おま…お前今…何て…」
………。
うわああああなんすかその顔!
そのびっくり拍子抜けみたいな顔可愛すぎッスよ!
反則技使うなんて///
黄「今?告白したんスよ。Aっちに『好き』って言ったッス」
状況が理解できていない様子のAっちに
懇切丁寧にもう一度言葉を述べる。
………と。
貴「…へ?………………えええええ!?////」
今まで見たことのない恥ずかしがる顔に
叫び声。
俺を益々好きにさせる。
黄「そんな焦んなくてもいいッスよ。断られる前提で言ったn「断る!?」え?」
貴「断るつもりは…………ないんだ………」
曖昧な言い方…でも断るつもりはないって…ことは…
黄「A…俺、少しは望みあるって信じていいんスカ?」
やばい…マジで惚れ直しそう…
黄「じゃあ付き合u「だけど…」?」
貴「付き合ったりとかは…考えられない…」
私は今からアメリカにたつだろう?
彼女は寂しげに笑いかけた。
儚く、壊れそうな笑み…
やっぱり、望みなんてないじゃないスカ。
好きでも
君は向こうに行ってしまうなら。
向こうを選んでしまうなら…
・
そこまで沈んでいると
貴「だから…」
彼女の澄んだ声が鼓膜を揺るがす。
顔を上げ、目を合わせた。
貴「待っていてくれ。…私は未成年だ。あと数年…20になったら解放される…」
だから…
その先は、もうわかっていた。
だから俺はその言葉にかぶせるように言った。
黄「待ってるッスよ。Aっち。何年でも待ってやるッス。だから…」
彼女も先がわかったんだろう。
「「待ってる」」
二人でそう言って
微笑みあって…
黄「これは約束の印ッス」
彼女の唇に優しく触れた。
貴「ああ…約束する。この気持ちを教えてくれたお前との約束だ…」
優しく優しく。
今までに一度も見たことのない
幸せそうな顔を
俺は見た。
黄「絶対ッスよ。…じゃあ。」
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「「またね」」
再び会おうと、
三文字の別れの言葉を紡ぎ
彼女は機内に乗り込んだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
ラッキーキセキの使用物
赤司征十郎のハンカチ
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さと(プロフ) - 普通 (2012年10月17日 18時) (レス) id: 4667325af5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘(プロフ) - どうだった!? (2012年10月17日 18時) (レス) id: c3bd9f4a7a (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - うん。 (2012年10月17日 16時) (レス) id: 4667325af5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘(プロフ) - ぅあれぇ?;;ま、まあ何にしたって今回はあった? (2012年10月17日 5時) (レス) id: c3bd9f4a7a (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - あったと思うよ。 (2012年10月16日 23時) (レス) id: 4667325af5 (このIDを非表示/違反報告)
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