【薄桜鬼】それでもあなたが好きでした。

ｸﾘｽﾏｽ番外編3 ページ47

平「とりあえず、Aに誕生日プレゼント買ってきちまったから……」



そう言いながら恥ずかしそうに出す手に握られたプレゼント


平助くんにつれ、千鶴たちも全員だした



あ「え？！でもほんとの誕生日じゃないし……」



総「じゃあｸﾘｽﾏｽプレゼントって言うことで！
いいから開けてみてよ♪」



総司先輩に促されるままにまずは総司先輩からのプレゼントをあけた


入っていたのはネックレス



あ「わぁ、かわいい……
けど、こんなかわいいもの千鶴みたいな子じゃないともったいないよ」



総司先輩には失礼だけど私がつけては宝の持ち腐れだと思った



千「そんなことないよ！！総司先輩はAちゃんに似合うと思って買ったんだから！」



いつの間にか私の後ろに回っていた総司先輩が私からネックレスを奪い器用に私の首にネックレスをつける



総「もしも誰かにあげたりしたらおこるからね」


なんて真っ黒な笑顔で言われたからには無くすことすらできないや、なーんって思った


その後、ほかの人からのプレゼントも開ける

千鶴からは千鶴とお揃いのブレスレット
薫からは薫の手作りであろうチーズケーキ……？！

はじめ先輩からはマフラーと手袋
平助くんからは千鶴とお揃いのキーホールダーをもらった


ほんとの私の誕生日じゃないけど、やっぱりこうやってみんなが祝おうって思ってくれるのが嬉しくって



あ「ありがとう！一生大事にする！！」



素直に笑顔がこぼれた



母「まぁ、こんなところで立ち話もなんだし良かったらみんな一緒にケーキ食べてきなさい」



というお母さんの提案にみんなでケーキのある場所へと向かう

その後、有り余ってケーキをみんなに分けてみんなでわいわいおいしく食べた


今までは毎年お母さんと二人でのｸﾘｽﾏｽだった
それでも充分楽しかったけど



今年のクリスマスはきっといい思い出になる
この楽しい日々がずっと続くといいな


と心からそう思った




みんな、



「メーリークリスマス！！！」

おしらせー→←クリスマス番外編２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す