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お風呂から上がり髪の毛が湿っているのを忘れて家を飛び出した
夜のひんやりした風が私の肌に触れて冷えていく
『オッパっ!』
TH「A、?ってどうしたの?」
『オッパ、私っ、私っ、、』
泣きじゃくる私の背中をトントンと規則正しくさすってくれるオッパにまた涙が溢れた
『オッパ、私、オッパが好き。私を、私を抱いてくださいっ、』
なんてことを言っているんだろう
こんな恥ずかしいことを言える人間だったのか
TH「何言ってるの、?だめだよ。女の子なんだから大切に、
『嫌だっ、あんな人が触れた身体で息をしたくないっ、オッパで、オッパで上書きをして?』
、っ、、」
オッパは少し目を湿らせていた
TH「後悔、するよ」
『いいの。オッパが、いい』
そう言い終える前にオッパの唇が私の唇に触れた
リップ音だけが小さな小屋に響いてく
優しく、優しく私に触れるオッパはとても暖かかった
ぬるっと入ってくるオッパの舌に自分の舌を絡めさせる
ことが終わればオッパは最後まで優しく包み込んでくれた
もっと触れたい、と思ったのは初めてのことだった
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作者名:ぷよ | 作成日時:2021年10月8日 1時