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JN「じゃあ、お先に失礼します。」
凍りついた場をそのままに、颯爽と帰って行くソクジン先輩。
YG「いやー、さすがソクジニヒョンだな。」
ケタケタ笑っているユンギ先輩を除き、みんな、未だにその場を動けずにいる。
SR「何…あの、オタク。」
皆に聞こえないくらいの小さな声で、そう呟かれたのが、私には聞こえてきた。
いや、私も思うよ、それ。
何なんだ、あのオタク。
可愛い後輩よりも、ゲームを取ったよ。
TH「A。一緒に帰ろう。」
帰り支度を済ませたらしいテヒョンに声を掛けられ、はっと我に返る。
『え？うん…、いや、え？』
いつもの癖で�爐Δ鶚瓩箸�言っちゃったけど、私はテヒョンにフラれたわけで、何で、フッた相手を普通に誘えるわけ？
特に気まずそうにするわけでもなく、いつも通り、鞄を片手に欠伸なんてしている。
TH「今日、ジョングクとジミンとご飯食べるんでしょ？
俺も一緒に食べたい。」
『約束はしていないけど、ジョングクもジミンも、家に食べに来るとは思う。』
TH「じゃあ、俺もAの家に行くよ。」
昨日の出来事はリセットされた？
でも、今日朝は若干の気まずさは残っていたし。
そんなすぐに気まずさはなくなるもの？
恋愛自体、そんなに経験がないし、失恋したのも初めてだ。
失恋って、案外こんなものなのだろうか。
それとも、テヒョンだから、こうやって今まで通り接してくるのだろうか。
TH「あ、俺今日は車で来ているから、乗ってよ。」
『えっと、いや、私は歩いて帰るよ。』
密室空間だなんて、今は耐えられないと思うんだ。
TH「えー、なんで？」
人懐っこい笑顔で首をコテンと傾けるテヒョンに、更に戸惑う私。
この無邪気な男に、家に来るななんて言えないし、一緒に帰りたくないとも言えず、気付けば、諦めて渋々テヒョンの車の助手席に座っていた。
この流されやすい性格をどうにかできないものか。
TH「ソクジン先輩、不思議な人だね。」
運転しながら、ソクジン先輩の話題を出すテヒョン。
ハンドルを握るその手は大きくて綺麗で、見慣れたはずの運転姿にも、心臓は高鳴り、それと同時に落ち込む。
もう、彼に恋はしていられない。
『そうだね、不思議だね。
テヒョンも不思議だけど。』
TH「俺が不思議？俺は普通だよ。」
どこが。
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JinJin?(プロフ) - 気になって会社に行くんじゃないかとは思ったけど、お弁当まで作って行こうとしてるなんて！もうジンくんは好きなんだね。 (2022年4月28日 22時) (
レス) @page43 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
JinJin?(プロフ) - グクちゃん、いいよー！ヌナの代わりにテテにはっきり聞いてやってよ！ (2022年4月28日 21時) (レス) @page19 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
Mimare(プロフ) - 笑いすぎて泣きそうwww (2022年3月17日 10時) (レス) @page30 id: 6a34c1c309 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 結局会社にJIN君が行ったんだと思うと切ないです（ ; ; ） (2021年3月12日 6時) (レス) id: e65f81d64f (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - 更新待ってました！！！泣 ジンくん最高です((( (2021年3月9日 1時) (レス) id: f224d404b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年2月16日 21時
