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A「北斗くん、お待たせ！」
北斗「全然。お疲れ様」
いよいよAちゃんをうちに連れてくのか…。
北斗「美愛ちゃん起こしちゃうかもなー」
A「あっ…それがね、お母さんにこの後のこと話したら美愛は預かるから一人で行って来ていいよって…」
北斗「え？！」
A「北斗くん、お母さんと話したんでしょ？北斗くんなら信用できるからって…その…たまには美愛なしで会って落ち着いて話してきたら？って言ってくれて…」
北斗「…マジでいいの？泊まりだよ？」
A「それもちゃんと許可もらってる」
これまた急展開。
きっと神様がいい加減ちゃんとしなさいって言ってるんだ。
ここで決めなきゃ、神様にもお母さんにも申し訳なさすぎる。
北斗「あの、本当にいいんですか？」
A母「言ったでしょ？私は賛成だって。あなたたちも大人なんだから、そこまで干渉しないわよ」
北斗「ありがとうございます！」
直接お母さんに確認して、お礼を言った。
北斗「じゃあ…帰ろっか」
A「うん…」
もう一度お母さんに挨拶をして、Aちゃんを連れてタクシーで俺んちへ向かった。
A「お邪魔します…」
落ち着かないのか、Aちゃんはずっと部屋を見回してる。
北斗「どうした？落ち着かない？」
A「北斗くんの嘘つき…」
北斗「え？俺いつ嘘ついた？」
A「前うちに来たいって言った時、��うち狭いから…��って言ったら北斗くん、��うちも同じです��って」
北斗「そうだっけ？でも実際ここそんな広くないでしょ？」
A「何贅沢言ってるの？そうだよね、芸能人だもん。このくらいの部屋に住めて当たり前だよね…」
また信用失っちゃってるよ。
せっかくお母さんに信用してもらってるのに…。
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作者名：苺花
| 作成日時：2021年4月8日 11時
