Honey you're my everythingーHokuto.Mー (ページ11)

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A「そうだ。さっき美愛と遊んで下さってありがとうございました」

北斗「全然。普段小さい子と触れ合うことないんで新鮮で楽しかったですよ。子供ってなんであんな元気なんだろ(笑)」

A「そう言ってもらえて良かったです。うちの子、男の子並みに活発なんで(笑)」

美愛ちゃんのことを嬉しそうに話してくれることも、何気ないことで笑い合えてることも、これがこの先も当たり前になったらいいな。

この先…俺そんなとこまで考えちゃってるよ。

北斗「今度マジで誘います。3人でどこか行きましょ」

A「え…大丈夫なんですか…？」

北斗「Aさんが嫌じゃなければ俺は大丈夫です」

A「私は問題ないです」

北斗「じゃあ遠慮なく誘います」

A「あ、はい…」

流れで会う約束ができた。

どこ行こっかな。

美愛「ほくとー！」

北斗「お、美愛ちゃん！ちょうどいいところに！」

俺を見つけて走って来るのが可愛い。

今時の4歳児は何に興味があるのかわからないから聞いて参考にしよ。

北斗「美愛ちゃん、好きなものって何？」

美愛「キリンさん！」

これは答えが出た感じ？

北斗「動物園行きたい？」

美愛「いきたーい！」

北斗「じゃあママとー、美愛ちゃんとー、俺とー、3人で動物園行こっか！」

美愛「いく！」

北斗「てことなんで、Aさん。決まりです」

A「何かすみません」

北斗「そこは＂はい＂でいいんですよ」

A「はい…」

ちょっと強引すぎる俺にAさんが引いてる気もするけど、こうでもしないと先に進めないし。

さっき誘う宣言したばかりで早速行き先まで決まるとは思ってなかったけど。

ここから距離が縮まればいいな。