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［月島side］
突然、土御門の身体が炎に包まれた。
背負っている谷地さんが息を飲んで
谷「周ちゃん‥！」
月「大丈夫だよ、谷地さん。けど、こっちの分が悪くなるから降ろすね。」
王様を見ると、わかったのか日向に下がるように支持を出している。
僕も山口に
月「山口、できるだけ水弾を出しておいて。」
山「わかったよ、ツッキー！」
炎が消えて現れたのは、両目の目尻に青い入墨を施した土御門だ。
あの姿をした土御門は厄介だ。
『次は私が鬼役だよ！早く逃げてね！』
月「山口は土御門を牽制！王様と日向は谷地さんを連れて逃げろ！」
『無駄だよ、そんな物は。』
いつの間にか、土御門は谷地さんを捕まえていた。
それだけではなく、王様も日向もうずくまっている。
僕達の完敗だった。
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作者名：瑪瑙 | 作成日時：2017年11月5日 17時
