彼女side ページ23
理子 「 どうしたのA 何かあった？ 」
携帯を手に持ち帰って来た私に
理子が声をかけてきた
『 ううん 何でもない 』
もうかなりお酒が入ってる職場の仲間は
私の様子に気づく事はなかったけれど
仲がいい理子だけにはわかったのかもしれない
「 ほらほら Aさん 飲んで！ 」
『 うん ありがと！ 』
注がれたコップの中の黄色い液体
大好きなビールも
何だか今日はとても苦く感じる
その後しばらくして
鞄の中の携帯が震えている事も気づいてたし
その相手が和だって事も
何となく予想できた
すぐにでも出たいのに
出るのが怖い
浮かない顔のままその場にいる私に
理子 「 黙って帰ってももうみんな気づかないから帰っちゃえば？ 」
理子がそう声をかけてきた
『 大丈夫· · · 』
理子 「 大丈夫って顔してないよ？
ほら！ まだ今なら終電間に合うから！ 」
『 でも· · · 』
理子 「 今度 絶対会わせてよね！
Aがそこまで好きになった男 見てみたいからw 」
『 ありがと 理子 』
理子 「 帰っていちゃいちゃすんなよ〜w 」
お酒が入ってる理子はかなり陽気で
でも今は
そんな理子にかなり気持ちが救われた
駅を出て
しばらく歩くと辺りは所々にある街灯の灯りだけ
私の足音から聞こえてくるヒールの音も
いつもより重くてなかなか足が前にすすまなかった
その時 聞こえてきた無料通話の着信音
理子かな？
そう思って手に取った携帯の画面に表示されていたのは
普段ならこのアプリからかけてこない彼からだった
普段通り
そう思っていても
心の中にあるモヤモヤが解けない
でも
彼にわからないように無理して私は笑った
帰ってるからという彼との電話を切り
マンションのエントランスに入る
エントランスホールの片隅
大事そうに茶色い紙袋を両手に持った女性と目が合った
軽く会釈すると
彼女も同じように会釈する
栗色の長い髪の毛をスカーフで一緒に編んでて
女の私からみてもその人は
とても可愛い人だった
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み(プロフ) - もう更新されないのですか？(T_T) (2021年3月1日 4時) (
レス) id: 196a18a04c (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´･∀･)(プロフ) - こんばんは。ん〜…届くかは分かりませんが、続きが読めたら嬉しいです (2019年11月2日 3時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
みま(プロフ) - ミツさん» みっちゃんの経験したものに感謝しかないわぃww頭の中では和に変態プレイしたいんだが流石に和が悶てる所はかけんわなぁwwみんなが欲しいんは優しくせめてくる和やもんね☆ 追伸 美味しいパン屋ができました。 (2019年7月10日 15時) (レス) id: 92dea347b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - お腹の辺りモゾモゾしたね（笑）ツクの中で和くんにいっぱい愛されるからだいじょうぶ(´∀｀* ) 和くんの指大好物だぞ！今回も脳内再生を駆使していい感じに再生したわ（笑）最近パン食べてないわー。はよ一緒に食べたいわ。 (2019年7月10日 15時) (レス) id: af7fc0ae79 (このIDを非表示/違反報告)
みま(プロフ) - ミツさん» みっちゃん 遅くなってゴメンだよ涙 パン食べてるか？！わぃも食べて進化しておるぞ！ww最近 キンプリの平野くんと岸くんが気になってたまんない私。。。 (2019年7月10日 14時) (レス) id: 92dea347b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みま
| 作成日時：2018年6月14日 16時
