#_61 ページ18
雨だったからか日が落ちるのが早いような気がして。家に帰ってきて気がつけばもう夕方となっていた。
Aは買った服の整理をしてそれからはぼーっと過ごしていたらしく、俺が任務に行く、と声をかけにいったとき、欠伸をひとつしていた。どうやら寝起きだったらしい
「任務?私家で留守番なの?」
「はあ?それ以外何があるんだよ」
「私も任務ついて行くわ」
うん、と伸びをして机の上に置かれていた扇子を2つ懐にしまった
「いや、お前、俺が鬼殺すところ着いてきてどうするつもりだ」
「実弥が怪我したら私が吸い取っちゃおうと思って。
心配しなくても邪魔はしないわ」
髪の上半分を簪で手早くまとめて俺の隣を通り過ぎた時、Aのギラギラとした闘争心が垣間見えたような気がして、俺は無理やり止めることは出来なかった
「・・・出てくんじゃねぇぞ、邪魔もするな」
「分かってるわよ」
家を出た頃には、雨は止んでいたが、辺りは真っ暗だった
386人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
林檎 - リクエスト宜しいですか?街の酔っぱらった不良みたいなのに絡まれて普段なら殺してたのに殺さなくてあたふたしちゃう夢主ちゃんとそれを助けてあげる不死川さんのお話欲しいです! (2020年2月25日 18時) (レス) id: 2fcb555ff8 (このIDを非表示/違反報告)
朔弥(プロフ) - リクエスト失礼します!夢主ちゃんが3〜5歳くらいの幼児になってしまったというお話がみたいです!失礼しました! (2020年2月19日 18時) (レス) id: 8644c3ea5c (このIDを非表示/違反報告)
雪羽(プロフ) - 朔弥さん» 朔弥様 コメントありがとうございます!たくさんの方と絡めていきたいな、と思っております!更新頑張りますね! (2020年2月18日 19時) (レス) id: de795d13e6 (このIDを非表示/違反報告)
朔弥(プロフ) - 続編も頑張ってください。これから鬼殺隊の皆との絡みが楽しみです。( >_<)<ガンバレ!! (2020年2月18日 0時) (レス) id: 8644c3ea5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪羽 | 作成日時:2020年2月17日 19時