★96★本当の宛先 ページ9
―――とある場所にて。
そこには数人の人物がいる。その内の2人はエネとシンタローだ。
シンタロー「ん?誰からのメールだ?」
エネ「もしかして…!」
シンタローはケータイを取り出しメールを確認する。
電脳世界から飛び出しているエネはシンタローの背後にまわってケータイを確認した。
エネ「ご主人、早くメールを見てくださいよ!」
シンタロー「わかったよ…何でそんなにイキイキしてるんだよ」
メールの相手はもちろんAだが、実際に送ったのはフィリアだ。
エネはワクワクしながらメールを開くよう急かし、やれやれとでも言うようにシンタローはメールを開く。
シンタロー「Aと、こいつらって…!!」
エネ「あらあら、ぎこちない表情ですねぇ」
写真に写っているのはAとスティングとローグの3人。
Aは微笑んでいるが、スティングとローグはぎこちない表情をしている。
「え、何々?何か面白い事?」
「あら…この子がエネの言ってたAって子?」
エネ「そうですよ、とても優しくて明るいんです!」
「へぇ〜、会ってみたいな!」
ケータイの画面をのぞき込む2人の人物、それぞれ深くフードを被っているため表情はよく見えない。それぞれケータイに写っているAに興味を示している。
「会うとしてもまだ先のことになりそうね。私達はそう簡単に街に出歩くことができないし…」
「ん〜、残念だな…」
そこで更にもう1人、深くフードを被った人物が口を開いた。
「俺たちが街に近づくことが出来ないとしても、今はシンタローとエネがいるからな。多くの情報を入手しやすくなってとても助かっている」
エネ「えへへ、何だか照れますね!」
シンタロー「おいエネ、俺達がこのギルドに入ってることをAに言ったりしてないだろうな?」
エネ「大丈夫ですよ、ギルド名は出してません。でもAさんには言っても大丈夫だと思うんですけど。Aさんは口が固いですから」
シンタロー「それはそうだけど…」
「まぁ、いずれ会うことがあるだろう」
エネ「そうですよね!
―――――――ジェラールさん!」
ジェラール「ウルティアとメルディもそう思うだろ?」
メルディ「うん、むしろ私は早く会いたいな!」
ウルティア「ふふ…そうね」
シンタローとエネは、独立ギルド――
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夕愛(プロフ) - 光鶴さん» 全然大丈夫ですよ!!じゃあ、描けたらまた声かけますね(゜▽゜〃 (2015年2月11日 17時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 夕愛さん» 返信がとんでもなく遅れてスイマセン;もちろんOKですよ!! (2015年2月11日 15時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
夕愛(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!えっと、この作品の夢主ちゃんを私のイラスト集で描いて載せてもいいですか?描いてみたいので…!あ、無理でも全然大丈夫です! (2014年12月15日 19時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 哀音さん» 続編を考えているので、しばらく待っててください!<m(__)m> (2014年9月19日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
哀音 - 更新頑張って下さい♪続きがきになりますっ!! (2014年9月19日 7時) (レス) id: 68ee5197a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年8月10日 21時