☆123☆男性組のお話 ページ36
男性部屋にて。
セト「………?」
レクター「…あの、スティング君」
現在、スティングがセトを凝視している。
ローグはそんなスティングを見て呆れており、レクターとフロッシュはオロオロしている。
セト「あの…俺、何かしたっすかね?」
スティング「お前、セトとかいってたよな…」
セト「はい、何すか?」
スティング「セトはAとどういう関係なんだ?」
何度もAの仲間が空から落ちてきているのだ。
タイムスリップしてきたという説明を聞いているものの、スティングにとってはAが信頼を置いているほどの仲間のことが気になって仕方がない。
セト「Aっすか?Aは大切な仲間っすよ!大好きっす!」
スティング「そうか……は?」
ローグ「おい、最後に何て言った」
セト「へ…だから、大好きっすよ!」
………少しの間沈黙が続く。
スティング「ハアアアァアアアァアアアア!!?」
レクター「さらっと言いましたね…流石です、ハイ」
フロッシュ「フローもそー思う」
セト「仲間は皆、大好きっすよ!」
仲間は皆、と聞いてスティング達は少しの間固まった。
そして安心したかのように息を漏らす。
ローグ「…こいつもAと同じで天然なんじゃないか」
レクター「そうかもしれませんね」
セト「Aとは幼い頃からの仲だし、俺にとっては妹みたいな存在っす」
スティング「妹か…そっちの好きか……」
スティングの安堵した様子をセトは見逃さなかった。
セト「…Aの事、大好きなんすねぇ」
スティング「っ!!?」
ローグ「な…!?」
セトの発言でスティングとローグが動揺を見せた。レクターとフロッシュもセトの発言の容赦の無さに驚いている。
ただ、セトはスティングだけでなくローグも反応した事に少し驚いたようで…
セト「…スティングさん、ローグさん、これだけは言っておきます」
セトの真剣な表情に2人もつられる。
その様子をレクターとフロッシュは静かに見守る。
セト「Aは、ドがつくほど鈍感っすから!!!」
「「「知ってる!!!」」
知ってる、と聞いてセトは「なーんだ、知ってたんすね」と言いながら伸びをした。
ローグ「あの鈍感さが逆に心配なんだが…」
フロッシュ「A鈍感…」
セト「いつものことなんすけどね…」
こうして男性組はAの鈍感さに共感していたのであった。
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夕愛(プロフ) - 光鶴さん» 全然大丈夫ですよ!!じゃあ、描けたらまた声かけますね(゜▽゜〃 (2015年2月11日 17時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 夕愛さん» 返信がとんでもなく遅れてスイマセン;もちろんOKですよ!! (2015年2月11日 15時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
夕愛(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!えっと、この作品の夢主ちゃんを私のイラスト集で描いて載せてもいいですか?描いてみたいので…!あ、無理でも全然大丈夫です! (2014年12月15日 19時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 哀音さん» 続編を考えているので、しばらく待っててください!<m(__)m> (2014年9月19日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
哀音 - 更新頑張って下さい♪続きがきになりますっ!! (2014年9月19日 7時) (レス) id: 68ee5197a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年8月10日 21時