☆113☆泉の中の素晴らしさ ページ26
貴(変な形をした魚だな…)
見たことのない魚が優雅に泳いでいる。歌を歌ったら生き物が寄ってくるんだけど、生憎水の中では上手く喋れない、当たり前だけど。
というか息が保たない。少し苦しくなってきたから空気を吸いにかないと。
泉から上半身を出すと、丁度近くにユキノさんがいた。
貴「っぷはぁ!!」
ユキノ「A様!?一体何を…」
貴「ユキノさん!泉にたくさんの生き物がいましたよ!!」
ユキノ「はい…あの、風邪を引かないようにしてくださいね」
貴「はーい、それじゃあもう1回潜ってきまーす!」
そう言ってAは再び水中に潜って行った。
ユキノはAの行動力に感心しつつ、泉の周りの調査を再開したのであった。
ユキノ「流石A様の行動力ですね…私も頑張らなければ!」
――――
――
泉の中を探索して数分。泉の中にいるせいか、体の調子がさっきより良くなってる気がする。
治癒効果が数分でこんなにも影響するとは流石としか言えない。
そんなことを考えながら私は生き物達と一緒に泳いでいる。こんな体験滅多にないからね!
フィリアとローリィにとっては最高だろうな…流石に食べたりはしないと思うけど…いや、ローリィの場合は目を輝かせて追いかけそうな気がする。多分だけどね。
そろそろ空気を吸いにいこうと思い、水面から顔を出す。
今度はレクターとフロッシュの姿が見えた。
レクター「Aさん!見かけないと思ったら泉の中にいたんですか!?」
フロッシュ「Aだ〜!」
どうやら今はレクターとフロッシュの2人が一緒になって調査しているみたいだ。
フロッシュの手には猫じゃらしに似たような植物が握られている。…カエルの服を着ていたとしても、やはり猫じゃらしには興味があるのかと思うと笑みがこぼれる。
レクター「今のところ泉の周辺では特に問題が起きたりはしていないんですよね…」
フロッシュ「問題ないよ〜!」
貴「そっか、じゃあ私はそろそろ泉から出ようか……っ!」
ズルっと足元を滑らせる。
背後を見ると、水面に映る驚いた私の姿が……
バッシャーーンッ
レクター「Aさぁぁんっ!?」
フロッシュ「A大丈夫〜!?」
52人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
一度は男子に言われてみたい言葉をメカクシ団男子軍に言ってもらいました【カゲプ...
貴「くりゃまは俺の嫁だぁ!!」南「いや俺の嫁だし」倉「二人とも落ち着けー!!!!!!!」
もっと見る
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夕愛(プロフ) - 光鶴さん» 全然大丈夫ですよ!!じゃあ、描けたらまた声かけますね(゜▽゜〃 (2015年2月11日 17時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 夕愛さん» 返信がとんでもなく遅れてスイマセン;もちろんOKですよ!! (2015年2月11日 15時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
夕愛(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!えっと、この作品の夢主ちゃんを私のイラスト集で描いて載せてもいいですか?描いてみたいので…!あ、無理でも全然大丈夫です! (2014年12月15日 19時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 哀音さん» 続編を考えているので、しばらく待っててください!<m(__)m> (2014年9月19日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
哀音 - 更新頑張って下さい♪続きがきになりますっ!! (2014年9月19日 7時) (レス) id: 68ee5197a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:光鶴 | 作成日時:2014年8月10日 21時