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☆109☆乗り物酔い、再び ページ22

そして、次の日がやってきた。
予定通りのメンバーが集まり、早速出発することに。



フィリア「結構遠い場所だからね、列車…何分くらいかしら?」

ユキノ「この距離だと2時間はかかりますね」


 ユキノさんは私達、滅竜魔導士の様子を伺った。



貴「2時間…か……」

スティング「ははっ、冗談は勘弁してくれよ…」

ローグ「そんなにかかるのか…」

フィリア「遠いんだもの、仕方がないわよ……ちゃんと袋用意しとくから」


 だから何で吐いちゃう前提なの!?
 準備してくれるのは有難いけどね!?


―――――
――



 そんなこんなで列車に乗った。
 結果はやはり予想通りのもので…



貴「………」

スティング「お、降ろし…て……ゔっ」

ローグ「ハァ…ま、まだか?」

フィリア「まだ時間があるわよ、頑張って!」

貴「………」

ユキノ「あの…A様?先ほどから何も喋っていないのですが…」

貴「………」

レクター「これは重症ですかね」

フィリア「いや、よく見て…Aの耳元」



 …そう、今私はイヤホンを付けている。
 音楽を聴いてテンポに慣れるためにやってるんだよね。乗り物酔いが凄いから音楽で気を紛らせてるのもあるけど…

 一応会話とかはちゃんと聞こえてるよ?耳がいいからね。
 でも乗り物酔いの時って喋る気分にならない。



フロッシュ「A、大丈夫ー?」


 心配してくれているのは有難いけど、ユサユサされると更に気分がぁ…!





貴「ん…平気………うっ」

フィリア「……」


 目の前に差し出される袋。何も言わずに目の前に袋を用意しないでおくれ。
 大丈夫だから…今はまだ大丈夫だから…!!!



ユキノ「歌魔法(ソングマジック)では酔い止めはできないのでしょうか…?」

フィリア「あぁ、どうやらできないらしいわよ」

ローリィ「辛いよね…」


 そう、歌魔法を発動したとしてもこの乗り物酔いは治らない。そもそも自分には効果がないんだよ…

 こればかりは本当にどうしようもならない。滅竜魔導士として成長した運命ってやつなのかな…なんてね。

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設定タグ:カゲプロ , フェアリーテイル , 剣咬の虎   
作品ジャンル:アニメ
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夕愛(プロフ) - 光鶴さん» 全然大丈夫ですよ!!じゃあ、描けたらまた声かけますね(゜▽゜〃 (2015年2月11日 17時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 夕愛さん» 返信がとんでもなく遅れてスイマセン;もちろんOKですよ!! (2015年2月11日 15時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
夕愛(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!えっと、この作品の夢主ちゃんを私のイラスト集で描いて載せてもいいですか?描いてみたいので…!あ、無理でも全然大丈夫です! (2014年12月15日 19時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 哀音さん» 続編を考えているので、しばらく待っててください!<m(__)m> (2014年9月19日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
哀音 - 更新頑張って下さい♪続きがきになりますっ!! (2014年9月19日 7時) (レス) id: 68ee5197a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年8月10日 21時

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