★102★食事シーンときたら ページ15
フィリア「A、それで本当に足りるの?」
ローリィ「お魚食べる?」
貴「ありがと、一応これで足りてるんだよ?」
レクター「本当ですか?」
私はこれで普通なんだけどな。野菜は基本毎日食べてるし、肉類はあんまりだけど…タンパク質が足りない?
…ローリィからもらった魚で補いますよはい。
スティング「どう考えても足りねぇだろ…ほら、俺のも食べろって」
貴「え…じゃあ少し……?」
お皿に乗せてくれるのかと思ってたんだけど、何故か私の目の前に差し出されている。
これはそのままパクリと頂いてもいいやつ?
…ずっと同じ体制でいてもらうのは申し訳ないし、遠慮なく頂いてしまおう。
パクリ、とAは素直に口に含んだ。
その様子を見たフィリアは口を開いたまま凝視する。
ローリィは魚を頬張ったまま同様に凝視、ローグに至ってはピシリと固まった。
貴「…ん、美味しい!」
スティング「……それはよかった」
スティングも後から自分の行動に気付き、目を泳がせる。
レクター「あぁ…よく僕もスティング君から分けてもらってますけど、その時と同じノリでしたね」
フロッシュ「フローもローグの食べたい!」
レクターの言葉を聞いたAは成程と頷き、自身のお皿に盛ってある食材をフォークで器用に分け、ローリィの前に差し出した。
ローリィ「あれ、いいの?」
貴「後でお魚と一口交換ってことで、ね?」
ローリィ「やった!いただきまーす!」
フィリア「あら、じゃあ次は私にも頂戴!」
A達が盛り上がっている横で、レクターはスティングの方を見て呟いた。
レクター「Aさんはあまり気にされてないようですね、ハイ」
ローグ「…その緩んだ表情をどうにかしろ」
スティング「うるせぇよ、何だよローグ羨まし――」
ローグ「手が滑った」
スティング「ングッ!!?」
その瞬間にローグは自ら手に持っていたフォークをスティングの口元に突っ込んだ。もちろん食材を刺した状態だ。
貴「やっぱり仲が良いねぇ」
ローリィ「本当にそう見えるの…?」
フィリア「全く、食事中は暴れないで欲しいわね」
一時騒然となりそうであったが、睨み合いで済んだことで事なきを得たのであった…
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夕愛(プロフ) - 光鶴さん» 全然大丈夫ですよ!!じゃあ、描けたらまた声かけますね(゜▽゜〃 (2015年2月11日 17時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 夕愛さん» 返信がとんでもなく遅れてスイマセン;もちろんOKですよ!! (2015年2月11日 15時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
夕愛(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!えっと、この作品の夢主ちゃんを私のイラスト集で描いて載せてもいいですか?描いてみたいので…!あ、無理でも全然大丈夫です! (2014年12月15日 19時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 哀音さん» 続編を考えているので、しばらく待っててください!<m(__)m> (2014年9月19日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
哀音 - 更新頑張って下さい♪続きがきになりますっ!! (2014年9月19日 7時) (レス) id: 68ee5197a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年8月10日 21時