★98★蜘蛛が苦手な理由 ページ11
貴「はぁ…まさかクロハにまで送信してしまうなんて…」
ローリィ「でも消してってメールで伝えたんでしょ?」
そうだけど何だか心配なんだよね。クロハのことだから素直に消してくれているとは思えない…絶対見てるだろうな。今回ばかりは蜘蛛を恨んでやる。
ちなみにあの後部屋に戻って普段の服に着替えた。やっぱりいつもの服装の方が動きやすくて最高。
フィリア「他の服はまた出かける時に着てよね!」
ローリィ「どれも可愛いやつだからね」
貴「は…はぁい」
買ったものは仕方がないからね…たまに着るとしよう。
フィリア「それにしても、Aが蜘蛛嫌いなんて意外ね」
貴「蜘蛛だけじゃなくて、ゴキブリもだけどね…」
ローリィ「ゴキブリは兎も角、何で蜘蛛は苦手なの?」
貴「実は……」
――――
――
メカクシ団アジトで掃除をしている時の出来事。
その場にいたのは私とマリーだけだった。
貴『さて、ここら辺は大体綺麗になったかな』
マ『…!!A、あそこに…!』
貴『ん〜?』
マリーが指した所には小さい蜘蛛がいた。
その時まではまだ平気だった。あ、蜘蛛がいるんだって程度の反応だったんだけど…
……ピョンッ
その蜘蛛のジャンプ力よ。
蜘蛛は私の目の前まで飛んできた。
貴『ぎゃあああああああああああっっ!!?』
マ『きゃあああああああっ!?』
至近距離でみた蜘蛛の姿が気持ち悪く、今までにない悲鳴をあげた。
―――――
―――
貴「至近距離で蜘蛛を見たせいで寒気がするようになってね…思い出すだけでもう嫌だ」
フィリア「それは流石に私でも嫌ね」
ローリィ「急に目の前に来るとビックリするもんね」
あぁ、思い出すと鳥肌が立ってきた。これだけは本当に慣れない。
フィリア「今日出てきたのは比較的小さいものだったからよかったけど…もっと大きいのも存在するわよ」
貴「やめて想像もしたくない!!!」
ローリィ「こんなに必死なA初めて見た…」
同時刻、Aが騒いだと聞きつけたミネルバが徹底的にギルド内の点検を行っていたのであった。
ミネルバ「Aにとっての脅威は排除すべき…そうであろう?」
オルガ「お嬢の目がマジなんだよな…」
ルーファス「Aのことになると勢いが凄いよね、ちゃんと記憶しておこう」
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夕愛(プロフ) - 光鶴さん» 全然大丈夫ですよ!!じゃあ、描けたらまた声かけますね(゜▽゜〃 (2015年2月11日 17時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 夕愛さん» 返信がとんでもなく遅れてスイマセン;もちろんOKですよ!! (2015年2月11日 15時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
夕愛(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!えっと、この作品の夢主ちゃんを私のイラスト集で描いて載せてもいいですか?描いてみたいので…!あ、無理でも全然大丈夫です! (2014年12月15日 19時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 哀音さん» 続編を考えているので、しばらく待っててください!<m(__)m> (2014年9月19日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
哀音 - 更新頑張って下さい♪続きがきになりますっ!! (2014年9月19日 7時) (レス) id: 68ee5197a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年8月10日 21時