店員さん ページ37
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広臣side
ここ最近、生きてる心地がしない
隆二が俺を元気づけようとしてメシに連れてってくれるんだけど
どれだけ美味しいご飯を食べても
大好きな音楽を聞いていても
何をしても、思い出すのはあの女が言った言葉
「次はAちゃん、どうなるかなあ？」
もし俺がこのことを誰かに伝えたら
次はAは絶対、、
ダメだ、こんなこと考えたらダメだ
何としてでもAを守りきらないと
俺がまいた種だ、絶対守ってみせる
隆「おーみ！メシ食いに行こうぜ〜」
Ｅ「My Bro！行こうぜ！」
臣「ああ、」
生返事を返した俺を、心配そうに見つめる隆二
ごめんな、隆二
心配ばっかかけてごめん
三人で楽屋を出て
事務所を出ようとした時だった
…あの女が来たのは
「あ！臣さん！♡」
臣「…隆二、ELLY行こう」
女を無視して横を通り過ぎようとした
そしたらあの女が あの子どうなってもいいの？ って
俺を脅してきやがった
そのまま通り過ぎてもよかったけど
でもAに危害が加わるなら話は別だ
臣「悪ぃ、俺この人から誘われてたんだった！笑
だから今日はパスで。誘ってくれたのに悪ぃ、またな。」
隆「…？わかった、じゃあまた明日な。」
二人に無理やり笑顔を作って行ってもらった
あーあ、折角のメシの機会が台無し
しかもなんでこんなやつと一緒に居なきゃいけねんだよ
「ふふ、臣さんは物わかりが良くて助かります」
臣「……黙れ」
「さてと。じゃあ行きましょう！」
臣「は？どこにだよ」
「いいからはやく〜」
…めんどくせえ、なんで俺がこんなこと、、
女によって連れてこられたのは
街中のでかいショッピングモールの中の店
女性向けのアクセサリーとかが売ってる
…これ絶対買わねぇといけねぇじゃん
「何をお探しですか？」
「あ、えっと、私に似合うものが欲しいです♡」
「それでしたら向こうのコーナーへどうぞ」
「あ、はぁい♡ほら、臣さん行こ？」
臣「俺はここで他のやつ見とく」
「も〜、ほんとケチ」
女を一人で行かせて、ここで待ってた
…これとか、Aに似合いそうだな
うん、これをあいつが付けてたら最高だろうな
あんな女よりもあいつに選ぶ方が俺はいい
そうやって一人で心の中で自問自答してたら
話しかけてきた一人の店員さん
なんかすごい不安そうな顔で近付いてきた
と思ったら、勢いよく引っ張られて部屋に連れて行かれた
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さくらんぼ(プロフ) - coffeepigさん» 温かいお言葉ありがとうございます(＞＜)なかなか更新できてなくてほんとすいません。。頑張ります！ (2018年9月15日 6時) (
レス) id: 0cb596753f (このIDを非表示/違反報告)
coffeepig(プロフ) - このお話最近読み始めたんですけどほんと好きです...！これからも更新頑張ってください！！ (2018年8月31日 20時) (レス) id: f378dd4fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ | 作成日時：2018年8月2日 0時
