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「ところでさぁ、わったーはわざわざ昼ご飯作りに来たの？」
すっかりと椅子でくつろいでいるわったーに聞いてみる。
あ、ちなみにミツは洗濯を干しにベランダに出てて、健永はそれを手伝いに(邪魔しに？)行っている。
「それもあるけど、ミツに料理を教えに来たんだよ」
「へぇ〜。あ、でもミツって料理は諦めたとか言ってたのに？」
雑誌の取材でもそんなこと言ってたような気がするけど。
「太輔がやっぱり喜ぶからさ。ちょっとでもって思ってるみたいよ」
あのミツが・・・。
そんな乙女思考だなんて、本当に思いつかない。
「わったーはさ、二人のことはいつから知ってたの？」
「俺は最初から知ってたよ。二人には色々相談されてたし」
「ふぅん・・・。でもさー、まさか二人がって感じだよー」
「まぁなー・・・。太輔のあの態度見てたらそうだろうな」
「うん。わったーと付き合ってるんなら納得だけど」
わったーはいじっていたスマホをテーブルに置いて笑った。
「だろうな。ま、俺は隠れ蓑だから」
「隠れ蓑〜？」
「そ。やっぱり、ツートップがデキてんのはマズいだろ？」
ん〜。マズい・・・マズいか。
二人ってやっぱり特別なんだよな。
タマがセンターに入るまでは、本当に二人がツートップで、人気も二人が一番高くて。
だから当然、上の人からの指示もたくさんあった。
「・・・あいつらは本当にすごく悩んで悩んで苦しんで、それでもお互いに離れられなくて」
「うん・・・」
「お前らが大人になって、やっと最近は安心したみたいよ」
穏やかに微笑むわったーは、本当にお母さんみたい。
年の差がある俺たちが、時にとっても兄組を困らせたであろうことは、いかに俺でも分かるよ。
きっと、グループがあり続けるためにそしてデビューができるように、二人は恋心を隠し込んだんだ。
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ちひろ(プロフ) - お久しぶりです。読むの遅くなってすいません！完結ありがとうございます！ (2018年12月9日 22時) (
レス) id: 6f10efbcbd (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - yikumiさん» yikumiさん、こんにちは。コメントありがとうございます。藤北、ニカ千と違った雰囲気を感じ取っていただけて嬉しいです。どちらのカップルもそのカップルならではの幸せを掴んで欲しいですよね。こちらこそ、有難うございました！ (2018年8月17日 1時) (レス) id: 0ad3d6ba9b (このIDを非表示/違反報告)
yikumi(プロフ) - まゆかさん、こんにちは。完結おめでとうございます。ニカ千も藤北も大好きなので、とても楽しく読ませて頂きました。藤北の物理的には遠いようで心は通い合っている感じ、ニカ千の可愛らしくて素直な感じ、どちらも素敵で幸せになって欲しいです。有難う御座ました。 (2018年8月16日 9時) (レス) id: b2d5f85776 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - きいこさん» きいこさん、初めまして。コメントありがとうございます。楽しみにしてくださって嬉しいです！更新再開したわりにあっさり終わりますが、読んでやってくださいね。 (2018年8月16日 1時) (レス) id: 0ad3d6ba9b (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - クッキーミントさん» クッキーミントさん、初めまして。コメントありがとうございます。せっかく読んでいただいてたのに更新遅くなってすみません！やっと完結なのでよろしくお願いします。 (2018年8月16日 1時) (レス) id: 0ad3d6ba9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆか
| 作成日時：2016年7月3日 17時
