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「す、ばるくん！！助けて！」
すばるくんは、車のドアを開けてあいつを引きずり出してくれた。
すばるくんのおかげで未遂に終わった。
…………そして、このことがきっかけに、私は実の父親に引き取られた。
母とは、引き取られた以来会ってない。
……たぶん、私を恨んでるだろうから。
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「これやるわ」
「ピアス……？」
「俺がお前のこと守ったる。……これ、卒業したらAは、右耳につけるんやで」
そういうと、すばるくんは私とお揃いの左耳のピアスを見せた。
そして、右耳につける意味も知った。
左耳は、"守る"
右耳は、"守られる"
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あの助けてくれた日から、私の中ですばるくんは、ヒーローだった。
そして、付き合い出して3年。
……私よりも一年早いすばるくんは、歌手を目指すために上京した。
私も一年後、卒業してあとを追いかけるように、就職先を東京にし、上京した。
でも、その頃、すでにすばるくんと音信不通になっていた。
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なのはなさいた(プロフ) - 毎回楽しみしてます！頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (
レス) id: 9a9c48371e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉緒 | 作成日時：2019年3月5日 0時
