実家にて3 ページ14
翔side
部屋に行ってしまった親父を追いかけて
俺も行った。
「親父、入るよ。」
親父からの返事はなかったが、勝手に入った。
父「入っていいとは言ってないぞ。」
「まあまあ。」
俺がジャニーズ事務所に勝手に履歴書を
送った時も、親父は簡単に認めては
くれなかった。
今は俺のことも認めてくれて、仲直りはした。
とにかくAの想いを代弁して伝えたいと
思います。
「親父、あんな言い方はなかったんじゃないか。Aなりに考えていたんだから。
本当は、心配なんだろ？
Aのことが。」
父「それは…不安だよ。
だってAはデリケートで気にしちゃう
だろ。」
「フフ(笑)」
父「何がおかしいんだよ。」
「だって、親父って、親バカだなと思って！」
父「だって、かわいくてしょうがないんだよ。」
「だから、Aに話してきなよ！
親父の想いをさ！」
父「翔、ありがとう…！」
Aside
どうしよう…
パパ、すごく怒ってたな。
当たり前だよね。
母「A、気にしちゃダメよ！
あの人、心配なだけなのよ！」
父「A！」
「パパ…！」
そうすると、パパは私に抱きついて。
父「さっきはゴメンな…
Aがやりたいのなら、パパは応援する！」
「パパ…
私こそゴメンなさい…
私、頑張る！」
翔「二人とも仲直りしました？」
二人「はい！」
母「さて、夜ご飯食べましょう！
翔も食べていくでしょう？」
翔「うん！食べる！
っていうか、今日泊まってていい？」
母「もちろんよ！」
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作者名：mayu | 作者ホームページ：http://mayu@softbank.ne.jp
作成日時：2017年2月2日 15時
