ラズべりポイズンにジニアを。(その後) (ページ6)

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6話ページ6

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gr「おう、聞いていたか。話が早くすむ。よし、それじゃぁショッピ奪還作戦は二人に頼もう。応援が欲しけりゃいつでも送る。ゾムに内部情報は教えてもらっている」

tn「ゾムのレポートによると……………… 分かりにくいなﾎﾞｿｯええ…『近く舞踏会が開かれる。日時は2020年8月11日夜。参加したいものは上級種族なら誰でも可。警備は殆ど人の目だけ。防犯カメラが何台か設置してあるが、いつもの訓練のダミーカメラよりは性能は低い』だそうだ。やつら…この舞踏会で各国の信用を得ようとしているな。何があったんや」

ut「なんだ、大したことないじゃん。俺の手にかかればなぁんてことねぇよ」

その時、黙って話を聞いていたグルッペンが口を開いた。

gr「トン氏……一つだけ間違っているものがある...いいか、この世界の上級種族はかなりの頭がおかしい連中だ。かなりやばい。どうやばいのかは今は言えん.........ショッピの身が心配だ。早く行こう」

kn「せやな…！今はショッピの元気な姿を見て安心してぇしな！」

そして先輩と大先生は我々軍駐屯地をあとにした。
その途中、国壁の門の前であった。

syo「おい！！大先生！！コネシマ！」

ut「シャオちゃん…どしたん？」

syo「えっと……絶対に三人で帰ってこいよ……あいや、ってグルッペンが言っとった！うん！それだけ！じゃあな！！また明日元気で会おうな！」

ﾀﾀﾀ…

シャオロンは少しだけ肩をポンポンと叩き、それだけ言って駐屯地への道を走っていった。

ut「な、何やったん……？珍しすぎて吐き気するんですけどぉ……………フッ」

kn「………なぁ、大先生。生きて三人で帰ろうぜ」

ut「ッたりめーだろ！そんなの決まってるから。始まる前から」

kn「おう…！」

二人は国壁の門をくぐった。

ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞﾀﾞｧｧﾝ…

背中では門の閉まる音が聞こえた。

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