ラズべりポイズンにジニアを。(その後) (ページ12)

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12話ページ12

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kn「おおい！お前今真正面から入ろうとしてたよな！？」

ut「まあまあまあ、そのおかげで真正面から入ってはいけないということに気付いたんじゃないか」

kn「ちげぇだろ、そう言う問題じゃねぇだろ」

警備員「あ、舞踏会に御呼ばれされたお方でございますか？入口はこちらでございます」

kn「…………」

ut「あぁどうもどうもすみませんねぇ、お手数おかけいたしまして」

警備員「……ん？あの、すみません。上級種族の証である『バッヂ』を見せて頂けますか」

ut「ば、ばっじ…ですか…ええ、待ってくださいね……へぇへぇバッヂねぇ…待ってくださいね……」

大先生はジャケットを探るフリをするが、バッヂなど聞いていないので持っていなかった。

kn「おい…まさか無いとか言うなよ…」コソッ

ut「………無い☆」コソッ

kn「はぁ………どうすんだよ……」コソッ

警備員「あの。もしかして‘‘無い‘‘のですか…？」

カチっ

警備員「こちら、A-452。こちらA-452。城前不審人物発見。直ちに連行する。連行許可を」

ut「ま、待ってください！お、僕達そのバッヂ忘れちゃったみたいで………」

警備員「…ほざけ。上級種族様方達が忘れるなどありえん。お前たちは何者だ」

ut「本当に違くって…＿＿(((？？？「本当ですよ…警備員さん…」

kn「！！？」

警備員「な、誰だお前は」

するとその男はポケットから『バッヂ』を三つ取り出した。

警備員「なぁっ！？け、検証させてください……」

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