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君の仕事 ページ9

君の仕事。


「土方さん…あの。私、好き…なんです…土方さんのこと…」


その女は、土方の行きつけの居酒屋のバイトだった。
深夜に開く、その居酒屋で似合わない真っ赤なリップにわざとらしいピンクのチーク。
童顔な顔立ちには到底似合いそうにないメイクをしていた。

土方はたまに見かけるその女に気を惹かれていた。
そこに来て、街中であった地味な子にいきなり告白されたと思ったらその女だった。

「メイクしてない方が可愛いぞ、お前」

「あっ、そうですか…?ありがとうございます!」

ニコッとする顔は子供のような無邪気な笑顔だった。

二人はそんな事を話しながらカフェに入った。

「名前しか知らないんですけど、一人でお酒を飲んでる姿が素敵で…
いきなりすみません。
驚かれましたよね…」

深夜の居酒屋で働いている、とは思えないほどの地味さ、礼儀正しさ。

「そんな改まった態度じゃなくていいぞ、俺も…その好きだったし、なんか頼めよ。
奢り。」

もごもご恥ずかしそうに口を動かす土方、Aは、お酒を一人で飲むクールな一面しか知らなかっなためギャップでときめいてしまった。

「あ…あのっ、私もっと土方さんの事知りたいです…
だめですか?」

土方はいつもは積極的に客と触れ合うAしかしらなかったため、顔をチークでは無く、恥ずかしさで赤く染めたAの顔を見れてうれしくおもっていた。

お互い知らない部分が多すぎたため、話に花が咲いた。

それから、コーヒーを二人で美味しくいただき、約二時間が経った。

最後に連絡先を交換した。

「次、いつオフになるか分からねぇんだ、すまねぇ。
わかったら連絡するな。会いたくなったら会いに来てもいいけど。
深夜にまた行き続けるから、仕事、やめるんじゃねぇぞ、」

「はい!やめませんよ…!
次に会える日を楽しみに明日から生きていきますね。」

「大袈裟。 じゃ、夜からの仕事があるから、また今度な。」

「はい、さようなら。」

にこにこして手を振ったAに対して手をあげるだけで去っていった。
土方の連絡先を登録した携帯を大事そうに持ち、仕事場に向かっていつもより張り切って支度をした。

メイクは薄めにしよう。

「よし…頑張るぞ!!」


ーーーend
気持ち悪い終わり方をしてしまって申し訳ないです…

続き見たい方がいましたらコメください!。

君の仕事の続き見たいです、とかで良いです!!

ここまで読んでくれてありがとうございました。

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マヨマロ(プロフ) - 江華さん» リクエストありがとうございます! (2016年8月4日 8時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)
江華 - デートの続きみたいっす! (2016年8月4日 7時) (レス) id: c3442064ab (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - かのんさん» 遅くなってしまい、申し訳ありません。了解です! (2016年6月14日 18時) (レス) id: 6cb53349d7 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 帰りの屋上、続きみたいです! (2016年6月5日 20時) (レス) id: b56b93f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - みつばさん» こちらこそありがとうございました! (2016年5月11日 6時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マヨマロ | 作成日時:2016年5月3日 12時

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