デート ページ7
デート
「あちーなー…」
「夏だよ銀ちゃん。」
「だよなぁー。」
チャリン。
「ありがとうございましたー、」
「じゃねぇよ!!
勝手に人の彼女連れまわして勝手に人の財布使うんじゃねぇよ!」
そう、大声で怒鳴るのは土方だった。
夏並みに暑い昼間の江戸で暑苦しい銀髪と私は並んで歩いた。
アイスを買って、手を繋いで。
そんなデートもどきをしていた。
私は万事屋に勤めている。
朝目が覚めると封筒が私の枕元に置いてあった。
なんだろうと不思議に思って中を見ると。
万事屋さんへ。
僕には彼女がいません。
できません。天パが悪いのでしょうか?
一回でいいので可愛い女の子を連れて歩き優越感に浸りたいです。
僕と一発どうですか?
貴方が良く知る天パより。
と書いてあった。
急いで銀ちゃんにこれはなんだというとただ単にデートの誘いだったらしい。
私には土方と言う彼氏がいるが今は喧嘩中だ、復讐にちょうどいいのではと思い屯所から勝手に財布を抜き出し銀ちゃんとデートもどきをしていた。
「あー、もう。悪かったよ。これでいいかよ、」
私の手を銀ちゃんから離し無理やり私を自分の方に寄せる。
「悪いな万事屋、こいつまだ俺のだから。
取れるもんなら取ってみろ。
明日から屯所の敷地内に小さい小屋の工事が始まる、出来上がるまではお前に預けるがな。
次手ェ出したら警察なんて関係ねぇ立場で殺りあってやるよ。」
土方の腕の中で上を見上げる。
目がマジで怖い。とても。
でも、こんなに思ってくれるんだ。
喧嘩の理由なんてあっちが悪いしこれでおあいこかな。
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マヨマロ(プロフ) - 江華さん» リクエストありがとうございます! (2016年8月4日 8時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)
江華 - デートの続きみたいっす! (2016年8月4日 7時) (レス) id: c3442064ab (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - かのんさん» 遅くなってしまい、申し訳ありません。了解です! (2016年6月14日 18時) (レス) id: 6cb53349d7 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 帰りの屋上、続きみたいです! (2016年6月5日 20時) (レス) id: b56b93f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - みつばさん» こちらこそありがとうございました! (2016年5月11日 6時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マヨマロ | 作成日時:2016年5月3日 12時