土方十四郎短編集￣［銀魂］

ハロウィン3 ページ20

「ねぇ、なんであんな本気で付けたの、ちょっと痛い。」

「今のっけた写真、万事屋も見るだろ？だからだよ、お前は俺のもんだって印の写真だ。」

そんなこと言われるとちょっと照れる。

私は2分ほど前に
《彼氏が吸血鬼になったから血を吸ってもらった(´・∀・`)》
という文章を添え画像を投稿した。

「なんか反応はないのか？」

と聞かれたためスマホを見るととんでもない数の通知が来ていた。

銀時:やべぇ、俺男だけど吸われたいとか思っちまった。
　相変わらずAちゃん可愛い…
沖田君:土方さん色っぽいですねぇ…ネタにする気にならねぇや
見知らぬJK:美男美女カップル…夢に出てきそうなレベルでイケメン吸血鬼だ！
見知らぬDK:俺もこんな写真彼女と撮りて―(彼女いないけど)

「万事屋の野郎気持ちわりぃな…」

「私だけの吸血鬼なのに…写真消しちゃおうかな…」

「なんでだよ、別にいいだろ。
俺はお前だけの吸血ｋ…ていうかお前だけの彼氏だから。」

タバコをぷかーと吸いながら言っている、私はこんなトシが大好き。

「トシ！大好き！」

「あぁそうかよ、風呂、入って来いよ。」

「うん、行ってくるね。」

そう言って私がお風呂に向かうとトシが待て、と言って私を呼び止めた。

「クリスマス、期待しとけよ。」

とにやりと笑って言った。

嫌な予感しかしないけど素直に受け取りクリスマスのことを考えながらルンルンでお風呂に入りました。


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ハロウィンはこれで完結です(*´▽｀*)
現代っぽくしたら面白いかなぁと思いSNSの話題を取り入れてみました！

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