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帰りの屋上3 ページ17

私達は学校帰りにファミレスに寄った。
今までは学校での会話だとかだけだったから学校外でこうして行くり話したのは新鮮だった。

「なぁ、お前俺と付き合って後悔しねぇよな?」

「えー、分かんないけど。好きだよ。好きじゃなくなるまで。」

冗談交じりにそう言ってみた。

「全てがあいまいな回答だな…
自分で言うのもなんなんだが、こんなにモテてるけどお前が最初なんだ…
だからその、俺なりに頑張るけど後悔させたら悪いな。」

私がいったことを真に受けたような感じでしゅんとして話している。
なんか悪い事しちゃったかな…?
私はこんなんだから高校で友達ができないんだろうな、素直じゃない自分に毎日後悔する。
今日くらい素直になったほうがいいのかな…

「大丈夫、冗談だよ。
私も好きだから、私なんかが初めてでいいのかなって思うくらい、私も後悔させないようするからさ、毎日楽しく過ごそうね。」

「なんか素直だな、たまには悪くねぇな。
毎日こんなAが素直だったら俺可笑しくなるぞ。」

「頑張って素直になってみただけだし、たまにこうなる時も…あるから…」

おぉそうかよ。
そんな会話をしていると私達が頼んだ食べ物が届いた。

楽しい時間はあっという間に終わり、帰りの電車の時間が近くなっていた。
私達はファミレスから出て駅に向かった。

ピロリん♪

二人でさっき食べたものの話をしながら歩いていると土方の携帯が鳴った、どうやら電話のようで話をしている。

「A、悪い、今日電車一緒に乗れねぇ…」

「あ、うん。大丈夫だけど何があったの?」

バイトで急遽呼ばれて…
くっそぉ…

と本気で悔しがっていた。
でもちゃんとバイト行くの偉いなぁ。

土方は学校の近くのコンビニでバイトをしているので戻ることになる。
それでも駅までは来てくれるらしい。

「ねぇ、そこ座って。」

私は駅前にあるベンチに土方を座らせた。
ちょこんと大人しく座ったので私は小さくなった土方の頭を撫でた。

「な、なんだよ。。。」

「バイト、頑張ってね。十四郎。
ばいばい。また明日。」

私は半ば逃げるかのように駅に走っていった。
顔を見たら恥ずかしくなっちゃいそうだったから。。。

———————————
だいぶ更新が遅れてしまいましたが、何とかリクエストにお答えしました。
ありがとうございました。

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マヨマロ(プロフ) - 江華さん» リクエストありがとうございます! (2016年8月4日 8時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)
江華 - デートの続きみたいっす! (2016年8月4日 7時) (レス) id: c3442064ab (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - かのんさん» 遅くなってしまい、申し訳ありません。了解です! (2016年6月14日 18時) (レス) id: 6cb53349d7 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 帰りの屋上、続きみたいです! (2016年6月5日 20時) (レス) id: b56b93f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - みつばさん» こちらこそありがとうございました! (2016年5月11日 6時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マヨマロ | 作成日時:2016年5月3日 12時

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