トシと呼びたい2 ページ2
それから土方さんは私を万事屋まで送ってくれると言う。
別に私万事屋に住んでるわけでは無いんだけどね、嬉しいから言わないでおこう。
「ん。」
ちょうど門を出た辺りで私に手を出してきた。
少し私はびっくりしたが土方さんの顔を見上げ、私は出された大きな手を握る。
「ちいせぇ手だな。」
「ふふ…」
繋いだ手に汗をかきながら歩いて万事屋についた。
ピンポンを土方さんが押す。
「万事屋ー、いるかー」
「なんだよ、俺になんかよ…
ってなんでだぁぁ!Aちゃんとなんで手繋いでんだお前。」
「っせーな。とりあえず送りに来たんだよ。じゃあな。」
私の手を解き銀さんの方にポンっと押す。
「土方さん…待ってください。」
「どうした。」
しゃがんでと手をパタパタさせると土方さんが腰を落としてくれた。
そして私が土方さんの頬に顔を近づけキスをした。
「今度会う時はもっとゆっくりお話ししましょう。。それじゃ、さよなら!ありがとうございました。」
私は行動をしてから恥ずかしくなってしまって、万事屋にかけこんだ。
ぽかーんとして突っ立っている銀さんは土方さんを追い出して中に入ってきた。
「Aちゃん…?あれどういう事…⁈お父さん許しませんよ!!!
あんなの…あんなの…許さないんだからぁぁぁぁぁ…」
うわぁぁーと泣きながら飛び出していった。
「Aー?なんでいるアルか?もしかして会いに来てくれたアルか?」
「ちょっと土方さんと帰ってきたらここに送られてきちゃったんだよね。」
「トシ…?なんでAがトシと帰ってきたアル?」
「…トシ…?…ふふ、色々あってね!」
トシ。そんな呼ばれ方もあるんだ。
可愛い…今度呼んでみよう。
楽しみだなぁ。
ーendー
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ここまで読んでくれてありがとうございました。
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マヨマロ(プロフ) - 江華さん» リクエストありがとうございます! (2016年8月4日 8時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)
江華 - デートの続きみたいっす! (2016年8月4日 7時) (レス) id: c3442064ab (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - かのんさん» 遅くなってしまい、申し訳ありません。了解です! (2016年6月14日 18時) (レス) id: 6cb53349d7 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 帰りの屋上、続きみたいです! (2016年6月5日 20時) (レス) id: b56b93f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - みつばさん» こちらこそありがとうございました! (2016年5月11日 6時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マヨマロ | 作成日時:2016年5月3日 12時