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トシと呼びたい ページ1

トシと呼びたい。


今日、神楽ちゃんのお友達である私は何か行動を起こそうと思う。

この間、銀さんとファミレスに行ってパフェを食べていた時、相席になってずっと睨み合っていた…

えーと、、確か…土方さんだっけ?
真選組の制服を着ていたかな。
あの人、私すごく気になっている。

かっこよくって、パフェの長いスプーンをガジガジ齧るような銀さんとは違って、 口にはタバコがあった。

大人って感じがして私は好き。

だから今日真選組の屯所に行く。
一人で。

ーーーーーーー

この大きな扉の前に小さな男が二人。
「どうしたんだい?嬢ちゃん。
迷子?」

「土方さんに会いたいんです。
あわせて頂けますか?」

二人は顔を見合わせ私の方を見てニコッと笑って私の手を取った。

「ふくちょーう。可愛いお客さんが会いに来てますよー。
ふくちょーう!!」

「あ??うるせーな…書類整理で忙しいんだぞ…」

と機嫌を悪くしながら口にタバコをくわえて部屋から出てきた。
そして私を見て、数秒考えた後に入れと、言い。
さっきの二人は帰っていった。

私を自分の前に座らせて見つめる。

「お前、この間もじゃもじゃと一緒にいた奴だよな?どうしたんだ?」

少し心配そうに私を見る。
銀さんが拐ったとでも思っているのかな…

「私。土方さんに会いたくて来たんですよ。書類整理沢山あるんですよね??肩叩きさせてください!!すぐ帰りますから。」

「…そうか、悪いな。
遠慮なくやってもらおうか。」

土方さんは私に背を向けた。
逞しい背中。銀さんと変わらないけど、わたしはこっちがすきかな。

ぐぃっぐぃっと親指で首から肩にかけて刺激する。

「ずいぶん上手じゃねぇか?
もじゃもじゃにもやってやるのか?」

「疲れてないですから、やるいみがありませんよ。」

と私が笑いながら返す。

「その通りだな。
もう良いぞ。疲れるだろ?
ありがとな、だいぶ癒された。」

「…また、会いに来ても良いですか…?」

「そうだな、相手してやれるか分からんがな。」

「ありがとうございます!」


ーーーー
一つにまとめたかったんですけど文字数がオーバーしてしまったので、次に続きます。

トシと呼びたい2→



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マヨマロ(プロフ) - 江華さん» リクエストありがとうございます! (2016年8月4日 8時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)
江華 - デートの続きみたいっす! (2016年8月4日 7時) (レス) id: c3442064ab (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - かのんさん» 遅くなってしまい、申し訳ありません。了解です! (2016年6月14日 18時) (レス) id: 6cb53349d7 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 帰りの屋上、続きみたいです! (2016年6月5日 20時) (レス) id: b56b93f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - みつばさん» こちらこそありがとうございました! (2016年5月11日 6時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マヨマロ | 作成日時:2016年5月3日 12時

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