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「あの〜だったらオレ、彩葉の隣じゃなくて彩葉の後ろでいいんで、確定でいいですか？」
「…ふむふむ。なかなかに賢い選択かもしれませんねぇ！この人数では彩葉の隣どころか同じポットにさえなれるかどうかわかりませんからね」
そしてそれぞれが彩葉の隣を取り合う中、ジュンはさっと片手をあげ彩葉の後ろに座りたいと進言。渉の言うとおり、このまま彩葉の隣を取り合ったところで隣になれる保証もないし、ましてやこの人数では彩葉と同じポットに乗れるかさえわからない為、ジュンは今回後ろから彩葉の様子を見守ることにした様子。
「ジュンくん、本当に後ろでいいんだね？ぼくは絶対に彩葉の隣に座るけどね！！」
「おひいさん、そんなこと言ってると絶対に彩葉と違うポットになりますからね！」
「なっ！？ジュンくんはひどいね！悪い日和！」
ジュンを煽るようにふふんと笑ってみせる日和だったが、ジュンから冷たい言葉を投げかけられ撃沈。日和はプンプンと怒りながらもどうにか彩葉の隣を勝ちとるべく、英智たちへと目を向けたのだった。
「ふふっ。じゃあ漣くんは彩葉の後ろで決定だね♪僕たちは誰が彩葉の隣に乗るのか、早く決めてしまおうか」
「人数が多くなっちゃったけどまたじゃんけんで決める？」
「そうですね。勝った順に好きな席に座るという形にいたしましょうか」
「うん。そうしようか」
「では、早速じゃんけんをしましょう！」
「「じゃんけんっ…ぽい…っ！！！！！！」」
そしてなんやかんやで再びじゃんけんをすることに。それぞれがそれはもう真剣な表情を浮かべ、全力のじゃんけん大会が始まったのだった。…果たして彩葉の隣を無事に勝ち取れるのは誰なのだろうか。
「悪い日和！本当に悪い日和！なんて悪い日和！！ありえない日和！！うぅ…っ、悲しい日和…っ」
「…日和くん、彩葉の隣どころか違うポットになってしまって悲しい気持ちもわかるけれど落ち着いて。はぁ…悪い日和」
「…英智さま、日和さまの言葉がうつっていますよ？ですが、わたくしも流石に落ち込んでおります」
「はぁ…運命とは切ないものだね…」
こちらは彩葉と同じポットにさえなれなかった者たちの様子である。四人ともそれはもう落ち込んでおり、彩葉の乗るポットに目を向けてはそれはそれは悲しげな目を向けているのだった。
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迷子(プロフ) - いちごさん» 反応集まで見ていただけてとっても嬉しいです！ゆったり更新ではありますが、今後も是非お楽しみください♪ (2022年5月25日 17時) (
レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 初めまして！この作品とても面白くて見てます！反応集もとても面白かったです！ (2022年5月25日 16時) (レス) @page43 id: 176077d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 綺音さん» そんなことを言っていただけてとっても嬉しいです…！ありがとうございます！！ (2022年5月7日 8時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
綺音 - 夢主ちゃんにメロメロのfineのメンバーもかわいい…！この小説が私の生きがいだわ... (2022年5月7日 4時) (レス) @page41 id: 2f872b552c (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 美紀さん» 本編だけでなく反応集の方にもコメントをいただいたようでありがとうございます！お互い体調に気をつけましょうね！ (2022年3月4日 20時) (レス) id: 7c49e41a7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：迷子 | 作成日時：2022年2月15日 23時
