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(Prrrr…)


そして弓弦が茨からの電話に出たと同時、何故か再び鳴り響く着信音。



「…おや。僕にも日和くんから電話が来たようだ」



「おやおや、何やら次から次へとEdenの方々から連絡が来ますねぇ…」


「えでん…?ひよりおにーたんとなぎしゃおにーたんとじゅんおにーたんといばらおにーたん?」


「そうだよ、よくわかったね彩葉♪でもなんで今日に限ってEdenからそんなに電話が来るの…?あ…、もしかしてボクたちがここで遊んでることを嗅ぎつけてこっちに来るんじゃ…いやいや、まさかそんなことないよね!」


「…え、ええ!そんなことがあるわけないでしょう!流石の私もそのような驚きは求めていないので!」



茨や日和と電話中の弓弦と英智を横目に、そんな話をしている残りの面々。彩葉はEdenという言葉に反応し、日和たちの名前を順番に言っており、桃李や渉はそんな彩葉の頭を優しく撫でつつも、自分たちが彩葉とこのテーマパークで遊んでいることを嗅ぎつけたEdenがこちらにやってくるのでは…とそんな考えが頭をよぎるのだった。



「……坊ちゃま。どうやら坊ちゃまのご推察通り、Edenの方々はわたくしどもが今日こちらで彩葉と楽しんでいることを嗅ぎつけ、こちらにやって来るようです」


「えぇ!?やっぱり!?」



そしてどうやら桃李や渉の考えは当たっていたようで、



「…それにEdenの皆はもうこのパークの入場ゲートをくぐったみたいだね。僕の家の者も日和くんの顔は知っているから入場を許可したらしいんだ」


「…私が言うのもなんですが、Edenの方々の行動力には驚きを隠せませんねぇ」



電話を終えた弓弦や英智は淡々とその事実を告げるのだった。そしてEdenのメンバーはこのテーマパークに向かっているどころか既に入場まですませている様子。これには驚きが大好きな渉も思わず驚愕の表情を浮かべ、口元を引き攣らせているのだった。



「ひよりおにーたんたちくるの?」


「…そうだよ、彩葉♪どうやらEdenの皆も彩葉と遊びたかったみたいだね」

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迷子(プロフ) - いちごさん» 反応集まで見ていただけてとっても嬉しいです!ゆったり更新ではありますが、今後も是非お楽しみください♪ (2022年5月25日 17時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 初めまして!この作品とても面白くて見てます!反応集もとても面白かったです! (2022年5月25日 16時) (レス) @page43 id: 176077d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 綺音さん» そんなことを言っていただけてとっても嬉しいです…!ありがとうございます!! (2022年5月7日 8時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
綺音 - 夢主ちゃんにメロメロのfineのメンバーもかわいい…!この小説が私の生きがいだわ... (2022年5月7日 4時) (レス) @page41 id: 2f872b552c (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 美紀さん» 本編だけでなく反応集の方にもコメントをいただいたようでありがとうございます!お互い体調に気をつけましょうね! (2022年3月4日 20時) (レス) id: 7c49e41a7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:迷子 | 作成日時:2022年2月15日 23時

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