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「はぁ〜、すっごく楽しかったし彩葉もすっごく可愛かったし大満足だよぉ!」
「えぇ、本当に大満足ですね♪彩葉、楽しかったですか?」
「うん!い〜っぱいたのしかったぁ!!えいちおにーたんとわたるおにーたんもたのしかった?」
「うん!英智お兄ちゃんもい〜っぱい楽しかったよ♪」
「うん!渉お兄ちゃんもい〜っぱい楽しかったです♪」
「いや、英智さまも日々樹センパイも微妙に彩葉の真似するのやめてよ!二人は全く可愛くないからね!!」
船を降りた面々はとっても満足げな様子でアトラクションを後に。彩葉から楽しかったかと問われた英智と渉はでれっと頰を緩ませ、若干彩葉の真似をしながら答えているのだが、桃李がすぐさまツッコミをいれたのだった。
「さぁ次はどのアトラクションへ向かおうか♪」
「彩葉がさっき象を見て喜んでいましたし、象に乗って空を飛ぶアトラクションがいいのでは?」
「耳の大きな象のやつだね!」
「いいですね♪彩葉、象さんのアトラクションに行きましょうか♪」
「うん!ぞーしゃんいく!」
次に向かうアトラクションもすぐに決まり、早速そのアトラクションへと向かうことにした面々。しかしそこで渉はふと英智に声をかけたのだった。
「あの、英智?今更ですが大荷物を持って私たちの後ろをついてきてくれている使用人の方々がとても気になるのですが…」
「あぁ、そういえばそうだったね」
そう。実は英智の使用人たちは桃李が大量購入したTシャツたちを持って先程からずっとついてきてくれているのだ。使用人の存在に慣れていない渉は先程からその様子が気になって仕方がなかった様子。
「ねぇねぇ、まだ一つ目のアトラクションが終わったばっかりだけどTシャツもカチューシャも沢山あるし早速衣装チェンジしようよ!」
「そうですね、彩葉もお着替えいたしましょうか♪」
「うん!おきがえしゅる〜!」
そして折角だからと早速衣装チェンジをすることにした面々。新たなTシャツやカチューシャを装備した彩葉の可愛さに再び撮影会が始まったのは言うまでもない。
「あぁ、そうだ渉。使用人たちには気配や姿を消して歩くようにさっき伝えておいたから、もう気にしなくて大丈夫だよ♪」
「いや、英智の使用人さんたちは忍者か何かなのでしょうか?」
そして英智は気を利かせ、使用人たちに隠れて歩くように指示を出してくれたのだが、渉は静かにツッコミをいれたのだった。
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迷子(プロフ) - いちごさん» 反応集まで見ていただけてとっても嬉しいです!ゆったり更新ではありますが、今後も是非お楽しみください♪ (2022年5月25日 17時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 初めまして!この作品とても面白くて見てます!反応集もとても面白かったです! (2022年5月25日 16時) (レス) @page43 id: 176077d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 綺音さん» そんなことを言っていただけてとっても嬉しいです…!ありがとうございます!! (2022年5月7日 8時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
綺音 - 夢主ちゃんにメロメロのfineのメンバーもかわいい…!この小説が私の生きがいだわ... (2022年5月7日 4時) (レス) @page41 id: 2f872b552c (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 美紀さん» 本編だけでなく反応集の方にもコメントをいただいたようでありがとうございます!お互い体調に気をつけましょうね! (2022年3月4日 20時) (レス) id: 7c49e41a7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:迷子 | 作成日時:2022年2月15日 23時