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「…ヒロくんがもっと大きくなるんだよ!とか言ってるけど、あの子があれ以上大きくなったらめちゃくちゃ怖いんだけど…」


「はい…。ただでさえ、あれ程までに大きいのにそれ以上となるとどれ程恐ろしいことか…っ!」



そして藍良やマヨイは巨大なヤギと穏やかに触れ合う一彩たちを少々引いた目で見ていたのであった。




「あ!まよいおにーたん、ちっちゃいやぎしゃんいたよ!」


「おや、本当ですね!教えてくれてありがとうございます、彩葉♪…今のうちにこの小さなヤギにエサをあげてしまいましょう…」



そしてその後、小さなヤギが近づいてきたことに気づいた彩葉がマヨイにそれを伝え、無事にマヨイもエサやり体験を終えることができたのだった。













そしてヤギのエサやり体験後も動物園を沢山満喫した面々はお土産等も買い漁りつつ、満足げに旅館へと戻ってきたのだった。そしてゆったりとお風呂や食事を楽しみ、現在は夜の9時。布団も先程敷き終えたところだ。




「マヨさんとタッツン先輩!今日はおれとヒロくんが彩葉の隣だからね!!」


「ウム!その通りだよ!というわけで、彩葉そろそろねんねをしよう!」


「うん!」



そして昨日はマヨイと巽が彩葉の隣で就寝した為、今日は自分たちが彩葉の隣で寝るのだと、まるで牽制をするかのようにマヨイたちに声をかけている藍良。それに一彩は強く頷き、二人は早速彩葉を寝かしつけることにしたのだった。…ちなみに藍良に牽制されたマヨイと巽はというと。



「…うぅ、欲を言うならば今日も彩葉の隣で就寝したかったのですが、こればかりは仕方ありませんね…」


「…そうですな。我々は昨日彩葉の隣を勝ち取ったので今日は譲ってあげるほかありませんな…」



彩葉を寝かしつけている一彩や藍良を少々恨めしげに眺めながらもそんな話をしていたのだった。






「はぁ、寝顔もほんっとうにラブいな〜♪…でも、旅行ももう明日で終わりなんだね…」


「…そうだね、藍良。でも旅行が終わってしまうのは寂しいけれど、彩葉と長い時間一緒に過ごすことができて嬉しかったし、何より彩葉の笑顔が沢山見られて幸せだったよ!」



そしてすぐに眠りについた彩葉の寝顔を、頬を緩めながら眺めていた藍良だったが、明日で旅行が終わってしまうという実感が急に湧いてきたようで、ふと寂しげな表情を浮かべたのだった。そしてそんな藍良に同意しながらも、如何に今回の旅行が有意義なものだったかを語る一彩。

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迷子(プロフ) - いちごさん» 反応集まで見ていただけてとっても嬉しいです!ゆったり更新ではありますが、今後も是非お楽しみください♪ (2022年5月25日 17時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 初めまして!この作品とても面白くて見てます!反応集もとても面白かったです! (2022年5月25日 16時) (レス) @page43 id: 176077d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 綺音さん» そんなことを言っていただけてとっても嬉しいです…!ありがとうございます!! (2022年5月7日 8時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
綺音 - 夢主ちゃんにメロメロのfineのメンバーもかわいい…!この小説が私の生きがいだわ... (2022年5月7日 4時) (レス) @page41 id: 2f872b552c (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 美紀さん» 本編だけでなく反応集の方にもコメントをいただいたようでありがとうございます!お互い体調に気をつけましょうね! (2022年3月4日 20時) (レス) id: 7c49e41a7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:迷子 | 作成日時:2022年2月15日 23時

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