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「ん〜…」


「おや、彩葉起きたのですね♪あぁ…っ、寝起きも可愛らしい…っ!!



そして暫くそれぞれの寝顔を眺めていたマヨイだったが、彩葉が目を覚ましたことに気づき、すぐに彩葉の元へ。



「ん、まよいおにーたん、だっこぉ…」


「…っ、はいぃぃい!もちろんですよぉ…っ!はぁぁあ、なんて…、なんって愛らしい…っ!!!いくらでも抱っこしましょうねぇぇえ♪」



まだ眠そうな表情を浮かべながらも、甘えるようにマヨイに抱っこをせがむ彩葉に、マヨイはそれはもうデレデレと破顔しながら彩葉を抱き上げたのだった。




「…にぃにも、あいらおにーたんも、たちゅみおにーたんもねんね?」


「はい、一彩さんたちはまだねんねしているので、ゆっくりねんねさせてあげましょうねぇ♪彩葉はおやつにしましょうか♪」


「うん!」



そして珍しくお昼寝をしている一彩たちを見て不思議そうにマヨイを見やる彩葉だったが、ゆっくり寝かせてあげようというマヨイの言葉にお利口さんに返事をし、一彩たちが起きるまで、マヨイと共にゆったりと過ごしたのだった。












「はぁ〜。お昼寝なんて久々にしたよぉ!もう休日最っ高!!旅行最高っ!!!」


「そうですな。やはり適度な休息は必要ですし、今回の旅行はとても有意義に過ごせそうです♪」


「ウム!たまにはお昼寝もいいものだね!疲れがとれた気がするよ!マヨイ先輩、彩葉のことを見ていてくれてありがとう!」


「いえいえ!私もゆっくりお昼寝ができた上に、彩葉ともゆったり過ごすことができて日々の疲れが嘘のようになくなりましたから♪」




そしてお昼寝から目覚めた一彩たちは余程疲れがとれたのか、満足げにそんな話をしているのであった。そして暫く談笑をした後、夕飯前にのんびり温泉にでも入ろうかということになり、ゆったりと温泉につかり更に癒された面々なのだった。








そしてそれはもう豪華な夕飯も終え、暫く寛いだ後、現在は布団を敷いている最中。本来なら旅館の従業員が敷いてくれるものなのだが、とてもよくしてもらっているのにそんなことで手を煩わせたくないという一彩の言葉に、旅館の従業員はとても申し訳なさそうにしながらも、引き下がってくれたのだ。




「さぁ、では…、始めましょうか」


「はい…。私は絶対に譲れませんが…!」


「おれだって絶対に譲らないよ!!」


「もちろん僕だって絶対に譲らないさ!」




そして何やら急に神妙な面持ちで話し始める面々。

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迷子(プロフ) - いちごさん» 反応集まで見ていただけてとっても嬉しいです!ゆったり更新ではありますが、今後も是非お楽しみください♪ (2022年5月25日 17時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 初めまして!この作品とても面白くて見てます!反応集もとても面白かったです! (2022年5月25日 16時) (レス) @page43 id: 176077d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 綺音さん» そんなことを言っていただけてとっても嬉しいです…!ありがとうございます!! (2022年5月7日 8時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
綺音 - 夢主ちゃんにメロメロのfineのメンバーもかわいい…!この小説が私の生きがいだわ... (2022年5月7日 4時) (レス) @page41 id: 2f872b552c (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 美紀さん» 本編だけでなく反応集の方にもコメントをいただいたようでありがとうございます!お互い体調に気をつけましょうね! (2022年3月4日 20時) (レス) id: 7c49e41a7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:迷子 | 作成日時:2022年2月15日 23時

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