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「温泉街…。温泉がたくさんある街ということなのかな？」
「ふふっ。その解釈でも間違いではないかもしれませんねぇ。温泉施設以外にも飲食店やお土産屋さん、あとは射的などの遊戯ができるお店があったりもするみたいですよ♪」
「ふむ。マヨイ先輩は随分と詳しいね！温泉街に行ったことがあるのかな？」
「い、いえぇ…っ！知識として知っているだけですぅ！わ、私は温泉街なんて生まれてこの方行ったことがありませぇえん！何よりこういった旅行自体が初めてですから…っ！」
「ふふっ。それならば尚更満喫しに行かねばなりませんね♪」
「そうだよ！むしろ二人とも行ったことがないなら尚更早くいこうよ！ね、彩葉！彩葉も早く行きたいよね〜？」
この旅館のすぐそばには様々なお店が連なる温泉街があるようで、そこに行ってみようかと話をしている面々。そして一彩とマヨイの話を、子供同士のやりとりでも見るかのように優しく見守っていた巽と藍良だったが、直接行ってみるのが一番だと声をかける。
「うん！おんしぇんがい…？いくっ！！」
そして藍良からの問いかけに温泉街というものをイマイチ理解していないものの、きっと楽しいところなのだろうと思い、満面の笑みで返事をする彩葉。わからないながらも温泉街という言葉を使ってみようとする姿がなんとも愛らしい。
「く…っ…！僕の彩葉がこんなにも可愛い…っ！」
「はぁ…っ、この旅行中、彩葉が可愛らしすぎて俺の心臓がもたないかもしれません…っ」
「あ…あぁぁあ…っ、なんって愛らしい…っ！彩葉…っ！マヨイお兄ちゃんが抱っこをして一緒に行きましょうねぇ…っ♪」
「はぁ…、もうっ…ほんとに可愛い…っ！でもマヨさんはいつも抜け駆けしようとしてずるいんだけど！今日はおれが彩葉を抱っこするから！」
そしてもちろん可愛い彩葉に悶える面々。そしてマヨイと藍良に至っては彩葉のことをどちらが抱っこをして行くかで揉め始めたのだった。
「ふむ。ここが温泉街というものなんだね！」
「おみしぇ、いっぱい！」
「…っそうですねぇ、彩葉。お店がいっぱいありますな♪昨今は客の減少などから寂れてしまう温泉街も多いと聞きますが、こちらは活気がありそうです♪」
「「……」」
そして旅館を出て歩くこと10分程で温泉街に到着した一彩たち。一彩は初めて見た温泉街の景色に興味深そうな声をあげ、彩葉も沢山建ち並ぶお店を見て目を輝かせている。
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迷子(プロフ) - いちごさん» 反応集まで見ていただけてとっても嬉しいです！ゆったり更新ではありますが、今後も是非お楽しみください♪ (2022年5月25日 17時) (
レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 初めまして！この作品とても面白くて見てます！反応集もとても面白かったです！ (2022年5月25日 16時) (レス) @page43 id: 176077d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 綺音さん» そんなことを言っていただけてとっても嬉しいです…！ありがとうございます！！ (2022年5月7日 8時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
綺音 - 夢主ちゃんにメロメロのfineのメンバーもかわいい…！この小説が私の生きがいだわ... (2022年5月7日 4時) (レス) @page41 id: 2f872b552c (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 美紀さん» 本編だけでなく反応集の方にもコメントをいただいたようでありがとうございます！お互い体調に気をつけましょうね！ (2022年3月4日 20時) (レス) id: 7c49e41a7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：迷子 | 作成日時：2022年2月15日 23時
