【銀魂】あいらぶゆー！【短編集】

▼ コスプレ【トッシー】 ページ2

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トッシー「A氏！そ、その格好は……っ」



「どう？コスプレっていうのしてみたんだけど…」




これは……驚くしかない。

目の前に現れたのは、最近見ているアニメのキャラの衣装を着たA氏。




いやその、可愛いっっ！！




トッシー「似合ってるでござる〜！」



「え、本当？こんなことするの初めてだから…安心した！」




ニコニコ微笑んでいる彼女は、くるっと一回転してみたり 揺れてみたり、褒められて嬉しそうにしてる。

はぁ…可愛いでござる……




トッシー「あ、写真…撮ってもいいでござるか！？」



「ん、いいよ〜！」




すぐにカメラを用意して、「視線くださーい」と呼び掛ける。

A氏は写真を撮られ馴れてないからか、少し恥じらいながらカメラに応じてくれた。




トッシー「あ〜可愛い〜いい感じでござるよ〜」




しばらくの間、天使を撮っているカメラのカシャカシャ音が響く。




「あの…えっと、いつまで撮るの？」



トッシー「え？う…あ、手が止まらないんでござる！もしかして嫌でござるか…？」



「ううん、嫌じゃないよ。嫌じゃないけど…立ってるだけだと暇だから」




んん、それもそうでござるな…

カメラを机に置こうとすると、後ろから ぎゅぅっという効果音がした。




トッシー「うぁぁっ！？」



「次はトッシーがじっとする番〜」



トッシー「ちょっ、A氏！流石に近すぎじゃ…」




こ、っ、この状態はヤバいでござるよ！！近すぎる！
しかも コスプレしたまま抱きつくのは反則でござるからぁぁ！！




「……最近、アニメばっかりで構ってくれなかったでしょ」




後ろから聞こえてくるのは、少し拗ねたようなA氏の声。




＿＿＿＿…それが聞こえた瞬間、自分の中で何かがプツリと切れた気がした。




「……トッシー？」




彼女の腕を引っ張って、唇と唇を軽くくっつける。

コスプレしてるA氏を見るだけでも 何かが危なかったのに、こんな可愛いことをされたら…堪えられるはずがない……！




「……へ！？や、ちょ、トッシーっ」



トッシー「拙者だって頑張って堪えてたんでござるよ…でも、Aがこんな可愛いことするから」




彼女を勢いのまま押し倒しながら そう言う。Aは顔を真っ赤にさせて抵抗しようとするも、力で拙者に勝てるはずなく。




トッシー「拙者も堪えるの頑張ったでござる。

だから今度は、Aが頑張る番＿＿」

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