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28話 ページ29
何とか将軍様を納得させる事ができた
よかった...下の者にも耳を傾けてくれるのか
結構いい将軍様ではないか
侍「貴様！何を言っているのか分かっているのか！将軍様を危険な所に行かせるとは！！」
「ここにいるよりは安全でしょう。先程から人の気配がします。私達を殺しに来たのですか？」
私が立ち上がって周りを見ると
一斉に刀を持った侍が中に入ってきた
こりゃまた大勢で来たもんだな
土方さんは既に刀を構えていた
土方「将軍様が出て行った後なのによく暴れられるな」
侍「不届き者を消したとなれば納得していただけるだろう」
10人くらいかなこれなら2人でいけるかな
土方さんが近づいた来て
土方「お前は斬るな。かわして相手を気絶させるだけにしろ」
土方さん？何でそんなことを...
侍「いけ！」
一斉に私達に向かって斬りかかってきた
土方「わかったな」
土方さんはそう言って斬り始めた
副長命令だ。聞かなければならない
でも、そんなに頼りないかな
刀を奪い腹や首に確実に一撃を加え気絶させていく
体術は鈍っていないようだ
土方「あとはお前だけだ」
腰が抜けてしまった侍に刀を向ける
茂茂「これはなんの騒ぎだ」
出て行ったはずの将軍様がやってきた
侍「将軍様！奴らが謀反を犯したのです」
土方「お前、何言って」
？「私見てました」
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作者名：よしの | 作成日時：2019年1月29日 18時
