27話（土方） ページ28
土方サイド
上様に真選組屯所で食えだと！
あんなむさ苦しい所に呼べるか！
「私の方で将軍様の作る台所を一度綺麗に掃除させていただきます。」
侍「貴様何言ってるのか分かっているのか！掃除は毎日行なっている」
「ダメです。私の目で確認し私の手で掃除させていただきます。真選組屯所は私が昨日一晩かけて掃除をさせていただき食材も私が全て買ったものです。毒物が入ってると言うことはないでしょう。」
昨日、総悟と話してたのはこの事だったのか
侍「お前！今無礼な事を言っているのが分からないのか！？江戸城の外は危険でしかないのだ」
「真選組なら強い隊士達がいます。ここにいるよりは確実に安全でしょう。もしも何かあったら場合は斬っていただいて構いません。」
こいつの言っていることは正論だ
ここまで考えていたのか...
こんな先まで読める奴だったのか
侍「貴様！！ 茂茂「よせ。A。そなたの言うことは正しい。今日1日台所を任せよう。爺や」
隣の部屋から片腕をなくした老中がきた
本気なのか、近藤さんに知らせないと
...もしかして知らないの俺だけか
茂茂「真選組屯所へ行くぞ。車を出してくれ」
侍「しかし、将軍様！江戸城から出るのは逆に危険です！こやつらの言うことを聞くことはないのです。お考えの直しください」
茂茂「この者は私に命をかけてくれたのだ。なら私もそなたにかけよう。
この者にかけたいと思ったのだよ。」
いくぞ。と言うと出て行った
爺や「はい。上様」
将軍様について行った
それにしても人の気配が複数するな
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作者名：よしの | 作成日時：2019年1月29日 18時
