21話 ページ22
明日から江戸城へ行くことになったのでできることはしていこう
台所を掃除したり、食材を切って冷蔵庫にしまったり女中さんが少しでも楽になるように下準備をしていた
沖田「何やってんですかぃ?もう日付変わってますぜぃ」
食堂に入ってきた
「総悟、明日から江戸城へ行くからいろいろできることをやってたんだよ。」
へーと言って椅子に座りこちらを眺めていた
床をモップで磨こうかな
沖田「護衛は土方さんでしたっけ?」
「そうだよ」
沖田「その護衛って俺にする事ってできるんですかぃ?俺が行ってやりますよ?」
「どうだろうな〜松平公が直接副長に行ってたんだよな」
総悟はそんなに江戸城に行きたいのかな?
「江戸城に仲が良い人とかいるの?」
沖田「違いますぜぇ、俺がよしの姉を守るっていみだ」
椅子から立ち上がり私の使っているモップを掴んだ
総悟の目を見ると真剣な目をしているのでどつやらふざけて言っているようではなさそう
「あのね、総悟」
沖田「って言うのは冗談でぇ、無事に帰ってきてくだせぇ」
...まったく総悟は
「ありがとう!総悟に伝えたいことがあって」
手を握り冷凍庫の前まで案内する
「こっそり苺を買って冷凍してたんだ!私苺が好きで内緒にして買っちゃったんだ!よかったら食べて」
せっかく買った苺食べないともったいないよね
いつ帰ってくるかわからないし総悟に食べてもらおう
沖田「わかりやした。」
「えへへ、内緒だよ」
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作者名:よしの | 作成日時:2019年1月29日 18時