【過去編】14話 ページ35
Aサイド
三年前。今でも鮮明に覚えていた。「あの」事件だ。
北海道に遠征いってから返って来て5日たったときのことだった。久々の三門市はどこか懐かしくて懐かしみを感じていた。
ゆうねーねーA。今オペレーターの研修終わったんだけど会える?今、合わせたい人いるんだけどさぁ。いい?
このLINEは悪魔の招待状だとはこの時はまだ知る由もなかった。結果的にいい方向に転がったとはいえかなりの期間は後悔していたのを覚えている。
A別に……構わないけど。
ゆうじゃあ、ラウンジ来て。
Aわかった。
いざ、ラウンジに来てみると何やら騒がしい。その原因1人の男の子だった。黒髪でウニみたいにチクチクしてそうだった。一体美容院に行っているのだろうか。騒ぎの原因はなんだろうか。
「日野先輩。あのですね。実は……。」
入隊したばっかりの辻君が状況を説明してくれた。あの人は影浦という人で私と同学年らしい。その影浦は
そして、その
「それで私の
「ご名答！A。」
グットタイミングともバットタイミングとも言い難いタイミングでうしろから急に柚宇が話しかけてきてしまった。柚宇が呼んできた理由がわかったのはいい事なのだが、辻君は私以外の女子は基本的にコミュニケーションが取れない。
「あ、え……と……。」
「辻君は女子が苦手なんだから。柚宇、からかっちゃだめよ。」
「はーい。」
意外だった。柚宇はこの時大体すぐにいじってくると思っていたが以外と違ったようだ。
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彩華 - スイさん» ありがとうございます。これから高校受験に向けて総合Aがあるので更新ペースが遅くなってしまうかもしれないです。ですが、更新も負けじと頑張ります! (2020年8月24日 15時) (
レス) id: 0e1a2224ca (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 続編おめでとうございます！！ (2020年8月23日 21時) (レス) id: c26352c883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2020年8月23日 17時
