18.ニート、緊急会議にて。 ページ20
劍さんと他愛も無い話をしていると、携帯が鳴った。
誰かからのメールだ。
確認すると、敦君からだった。
緊急会議が入ったので、すぐ戻って来て欲しいとの事。
私は劍さんに『仕事が入ってしまったので、これで』と告げ、テーブルに代金を置き、急いで探偵社へと戻った。
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「___という訳で、この任務を引き受けた」
ハッと目覚めた。
慌てて手元の資料に目を移す。
あれから私は探偵社面子での緊急会議に参加し、真剣に話を聞いていた____訳もなく。
いや、とにかく眠いんですよ。何故か。
校長の話とか、何故か眠くなる事無い?
あの現象よ、まさに←
で、いつのまにか眠ってしまったらしく、たった今意識を取り戻した所です。
「…起きた?」
右隣の鏡花ちゃんがコッソリ聞いて来た。
私が軽く頷いたのを確認すると、すぐに視線を先程から話している社長に戻した。
(…やっべえ、全然聞いてなかったからどんな内容なのかすら分からんわ…)
左隣をチラリと見る。
真剣な表情でメモを取っている谷崎君。
…すっげぇ、よく起きていられるな。←
(いや、仕事でしかも大事な会議なのに寝ている私がそもそも可笑しいんだけども…)
頭の中で自嘲しながら資料を読み込む。
如何やら、今回の任務はこないだ私がネトサして見つけた怪事件を解明する事、らしい。
沢山の活字を目と手で追っていると、あるところでで手が止まった。
(……"原因は影の異能"…しかも、"自我を持つ"…って…)
ドクン、と心臓の音が聞こえた。
蘇る、ノイズだらけの記憶。
(…いや真逆…ね)
頭の中で浮かんだ、その可能性を否定した。
いや、否定しなきゃ私は落ち着かなかった。
「…この任務は総動員して遂行する。皆の者、心して掛かってくれ」
「「「「はい!!」」」」
『は、はいっ…』
皆より少し遅れ気味に、小さな声で返事した。
…やべっ、国木田さんが此方見て来たぞ。
ん?何か口パクしてる…
、
、
(…"こ の あ と こ ち ら に こ い"…って…)
…嫌ぁあぁぁぁあぁあぁ!!!!
お説教だァァァァァァァ!!!!
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作者名:くれーぷ | 作成日時:2017年12月19日 21時