【文スト】文豪達の吹奏楽部は今日も活動中です。

日常×イラスト.普段あまり見ない太宰さん。 ページ32

《どうやら芥川が合奏で珍しく大幅に吹き間違えたようです》









太宰「芥川君…今日は如何したんだい、あんなにミスるなんて…君らしく無いじゃないか」









芥川「すみません…何故か緊張して手が強張ってしまって…」









太宰「…まぁ確かに、久し振りのソロだものね」









芥川「でっ、ですが…次はきちんと吹きます！で、ですから…」









太宰「うん、まぁ今回のミスは許そう。ただし今度の合奏ではミスらない事、いいね？」









芥川「…！は、はい！！」









《その後…合奏の日になり》









芥川(…はっ、しまった譜面を置いてきてしまった…！)









太宰「芥川くーん、音出し終わったかーい…って…如何したのそんな真っ青な顔して」









芥川「！だ、太宰さん…あの、実は…」








《かくかくしかじか》









太宰「………ええええええええええ譜面忘れたのかい！？」









芥川「…はい…」









太宰「全く…仕方ないなぁ…国木田君、原譜あるかい？」









国木田「2ndだな？それならあるぞ」









太宰「良かった。持って来て貰っても良いかい？」









国木田「嗚呼、勿論だ」









太宰「…芥川君…今回は原譜借りるけど」









芥川「…っ！」(だ、太宰さんの笑顔が…)









太宰「次忘れたら…自己責任だよ…？」(^言^)









芥川「は、はい…」(-_-;)









↓通りすがりの人達

敦「ええええええええあの太宰さんが何時もの笑顔なのに凄い黒いオーラ発してる…！！
こ、怖ッ！！」









鏡花「…ゾッとする…」(･･;)









谷崎「い、1番怒らせちゃいけないのは太宰さんかもしれないね…」:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):









太宰「君達何か言った？」(^^)









敦&谷崎&鏡花「「「な、何でもありません」」」









太宰「そうかい？…まぁいいや。今日も1日、頑張ろうね〜」









普段見ない太宰の姿を目の当たりにし、今後太宰を怒らせないようにしようと思った一同だった。

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